1ヵ月間の中国周遊(28)和田➔若羌*沙漠鉄道🚞


旅27日目。ホータン4日目。この日、夜11時半発の列車でチャルクリク(若羌)へ向かう。それまで時間はあるが、午前はホテルの部屋でゆっくり休み、午後はホータン博物館とホータン団城を訪れる。

玉泉拉麺館で昼食  昼過ぎにホテルをチェックアウト。荷物をフロントに預けてから馴染みの麺館で昼食をとる。最近はトマトと卵が摂取不足だと感じ、「西紅柿炒鶏蛋麺」を注文。出された皿には具がたっぷり載せられ迫力がある。さっそく麺にかけて頬張ると、う~ん、うまい! ツルツルと順調に食べ進め、やがて完食。栄養満点のトマトと卵のラグマン、ごちそうさまでした~😊/


砂まみれの街  ホータンでは4日間滞在したが、この日は初めて砂嵐の影響を受けた。昼過ぎに外出すると歩道には砂が降り積もっていたので少し驚く。午後7時頃からは砂嵐が強まり、顔に砂が当たって少し痛い。スマホで天候を確認すると「浮沉 严重污染」とあり黄色警報が出ている。やはり深刻な状況であった。なお黄色は4警報レベル(青・黄・橙・赤)の下から2番目で、赤が最大警戒レベル。


ホータン団城  博物館見学後は団結広場の近くにあるホータン団城を散策。ここには元々古い街が存在していたが、近年開発が進められテーマパーク的な観光地として整備された。部分的に歩いただけであるが、ほとんどの建物は新しく、古建築は僅か。先日訪れた「墨玉老城景区」と状況がよく似ている。なお団城の概要については百度百科より引用する。


人々で賑わっているエリアがある一方、建設が中断しているのか未完成の建物が多く存在するエリアもあり、人の往来はほとんどなく寂しげな雰囲気が漂っている。近年中国は不動産バブルが崩壊したと言われているが、その影響があるのだろうか。鬼城(ゴーストタウン)にならないよう祈る…。


下は古建築の画像。時代は不明。建設途中の大きな建物の隣にひっそり佇んでいるようみ見える。


団城の見学が終了。エリアから出て夕食をとるため団結広場方面に少し歩く。それにしても激しい砂嵐だ。ハァ~、全身砂まみれ、不快感このうえなく、気分も暗くなる…。


紫芝飯館で夕食  時刻は午後7時半。昼食に続き夕食も麺を食べる。注文したのは「紫芝拉麵」。味は美味しい。野菜たっぷりで健康に良さそうだ。翌日11時のチャルクリク到着まで食事する予定はないので、ここでしっかり腹を満たしておく。窓から外を見ると砂嵐は続いている。えらいこっちゃ…。  


食後はホテルへ預けた荷物を取りに行く。その前後に団結広場の中を通ると、前日・前々日は多くの人たちがダンス等をして楽しんでいたが、この時は人影もまばら。毛沢東とクルバンおじさんの握手像も砂ぼこりでかすんで見える。
そして市バスでホータン駅へ行き、出発まで待合室でしばらく待つ。待合室は広くきれいではあるが少し殺風景、深夜ということもあり侘しさを感じる。ようやく列車に乗り込むと、すぐ寝台に横になる。旅はまだ続く。朝までしっかり寝て疲れを取ろう。


車内にも砂  下画像は午前9時半頃の百度地図の衛星写真。見た通り列車はホータン駅からチャルクリク駅までタクラマカン砂漠の南縁を移動する。カシュガル駅からホータン駅も同様の路線であった。ただ今回少し驚いたのは、朝起きて通路を見ると大量の砂が入り込んでいたことだ。激しい砂嵐が原因だろうか。その後、係員さんが一生懸命に清掃し、床がピカピカきれいになった。お疲れ様でした!😊


車窓の風景  沿線は植樹等の防砂対策が施されているが、今回は砂丘が線路間近まで接近している箇所がいくつかあった。まさに沙漠鉄道…。遠くまで連なる砂丘、美しく迫力もあり見ていて大変楽しい。これはカシュガル・ホータン間では確認できなかった景色。この列車に乗って良かったとつくづく感じる。その他、名前は不明だが砂漠を流れる河川をいくつか見た。文明や動植物の生命を支える貴重な水資源なのであろう。


チャルクリク駅に到着  ホータン駅を出発してから約12時間、ようやくチャルクリク駅に到着し、ホッとする。駅を出ると大きな広場とそれに隣接する建物が見えるが、それ以外は野原が広がっているだけで何もなく、小さな街に来たことを実感する。予約済みのホテルまでは本数の少ない路線バスで向かう。さてさて、チャルクリクではどのような体験ができるのだろうか。続きは次編で。