1ヵ月間の中国周遊(24)和田 ❶


旅24日目。ホータン1日目。カシュガル駅9:50発のK9785に乗り、ホータン駅は15:50頃に着。所要時間は約6時間。ハード寝台車(硬卧)を利用するので、途中疲れた時は横になって休む。

先ずは今回利用する路線の衛星画像(百度地図より)を紹介する。広大なタクラマカン砂漠の南西縁を走行。黄色い星24がカシュガル、18がホータン。沿線には砂漠地帯と緑地帯の両方が存在することが見て取れる。砂丘に完全に埋没しているように見える箇所もあるが、列車の安定運行のために沿線は砂の移動を防ぐ各種砂防対策が取られている。そうしなければ砂嵐が起きる度に砂の除去作業が必要になり、運行も頻繁に乱れるであろう。


列車移動《午前》  朝は早めに起き、ご当地インスタント麺を食べる。ホテル朝食の開始前に出発しなければならないからだ。残念ながら味の記憶は消えてしまったが、四角形の麺の量が多くて満腹になったことは覚えている。その後タクシーで駅へ行き、無事ホータン行き列車に乗り込む。駅の売店をのぞくと出発前に食べた物と同じ製品が売られている。私は前日にスーパーで適当に選んで買ったのだが、どうやら現地では人気商品のようだ。
列車出発後は窓にへばりついて外の景色をずっと眺める。家屋、農作地、砂漠と風景は次々に変化していく。小腹がすき前日に購入した肉野菜入りサムサ(烤包子)をつまむ。長いこと小さいイスに座り続けて疲れを感じ、しばし寝台に横たわる。


列車移動《午後》  午後に眺める光景は、午前に比べて砂漠の存在を強く感じる。砂が線路間際まで接近しているという印象…。様々な砂防対策も見ることができる。また画像の一枚には、砂漠と緑地の境界が極端に明確なものがある。明らかに人工的な灌漑を行っていることが分かる。現在、地球温暖化など急激な気候変化が警戒されており、世界各国は大なり小なり対策をしている。ただ人類の力が自然の大変動に対してどれだけ効果があるのかは疑問だ…。私は元来悲観的な性格。色々悪い方に考えて益々悲観的になり不安感が増幅され、精神的に辛い…😢
ホータン到着前にその一駅手前の「墨玉駅」を通過。ホータンまでいよいよ残り約20分。さて墨玉というと、後日「墨玉古城」を観光する計画がある。ただその時は路線バスを利用、墨玉駅は訪れない。


ホテル「玉都大酒店」  ホータン駅到着後は市バスでホテル最寄りのバス停へ移動、コンビニに寄りホテルの部屋ですぐに飲むビールと晩酌用のワイン、焼酎を買う。チェックイン後はクーラーの効いた部屋でビール飲みながらしばらく休憩。ふ~、快適快適…。ここでは3泊お世話になる。
休息後は夕食を兼ねて近場を散策する。ただその前にフロントスタッフの助けを借りながら翌日の遺跡観光用のタクシーを予約する。遺跡は路線バスが通じていない砂漠の中にあるのだ。無事予約が完了、外出する。


玉泉拉麺館で夕食  ホテルを出て南に進むとすぐに良さそうな飲食店を発見、店内に入りメニューを確認。うん、好物の羊肉串焼きもあるので早速ここで夕食をとることにする。羊肉串焼きを2本と、おすすめメニューの中の一つ「干煸炒面」の写真を見ると美味しそうなのでそれも注文。食べた感想として、串焼きはまったく問題ない。ただ干煸炒面は味も外観も良いが食感がバサバサ、モサモサして喉の通り悪く、食べていると息苦しくなる。茶をひっきりなしに飲みながらなんとか完食した。今後は注文しないことにする。


団結広場とその周辺を散策  夕食後は散策を続ける。広場内では二人の男性が握手をしている大きな彫像が目を引く。一人は毛沢東、もう一人はウイグル人。その後ネットで調べると彼の名は「クルバン・トゥルム/ قۇربان تۇلۇم/库尔班・吐鲁木」であった。彼については以下に百度百科より引用する。

歩いているうちに日も暮れてきた。広場全体に明るい照明が灯り、広場ダンスを熱心に行っている幾つかの集団が確認できる。ウイグル族特有の踊りをする人たち、また漢族なのか中国各地でよく見られる踊りをする人たちもいる。見ていると前者は円形、後者は四角形の空間で踊る傾向があるようだ。これも各民族の個性の違いなのか…。


さてさて、翌日は朝から遺跡観光に出かける。地元の焼酎をひとしきりグビッと飲んだら、早めに就寝しよう…。