1ヵ月間の中国周遊(26)和田 ❹ 和田博物館


ホータン滞在中、ホータン博物館は2度(2025年8月13日、15日)訪問した。本編では現地で撮影した写真を項目別に紹介する。各項目は以下の通り。なお各文物の概要についてはキャプチャー画像をご覧いただきたい。  
 1.S狂人注目の文物
 2.佛教関連の文物
 3.玉の文物
 4.尼雅遺址の文物
 5.熱瓦克佛寺遺址の文物


1.S狂人注目の文物
展示物は多数あるが、その中で自身が関心を持った文物をここで紹介する。時代は様々、それぞれ独特の文化様式を有している。下に示した館内説明「史前时期和田居民 」によると、ホーテン地区では1万年前頃には人類が活動していたとある。そして4000年前頃以降の様子は各地の遺跡研究を通じて少しずつ解明され、各地から流入してきた人々の存在とそれらの文化融合が比較的顕著に現れているという。  

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2.佛教関連の文物
下に示した館内の佛教遺跡分布図を見ると、ホータン地区の中央部に多くの佛教遺跡が集中していることが分かる。今回の旅で私が訪れたラワク寺院遺跡もそのエリアにある。今は廃墟になっているが、当時は居住民や往来する人々でかなり賑わっていたと想像される。ここで紹介する文物は全てそのエリアの出土品。唐代壁画の色鮮やかさが印象的である。

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3.玉の文物
ホータンといえば「ホータン玉」が有名。館内にも様々な色や形の玉石が展示されているが、特に巨大な「山流水玉石」は見応えがある。博物館の動画解説によると重さは2tという。手で触れてみるとスベスベ滑らかで、少しヒンヤリ感じる。その他、猿型玉作品「玉猴」は親子3匹の姿がとてもユーモラス…。
※主要展示物の動画解説は下の微信QRコードを読み取り視聴する。

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4.尼雅遺址の文物
ニヤ遺跡由来の展示物には木製棚の扉から夫婦ミイラ、副葬品の羊肉まで多種多様だ。特に面白いと感じたのは「玻璃来通」。それを遠くからチラッと見た時、コカコーラの空き瓶みたいだなと感じた。もちろん当時コーラ瓶は存在しないが、飲料用ガラス容器という点では共通している。説明には動物の角を模した酒器とある。角酒器(角杯)は各地の博物館で見る機会はあるが、ガラス製を見るのは記憶では初めて。酒好きとしては当時この容器でどのような酒を飲んでいたのかが気になるところだ…。
その他、「元和元年・錦嚢」は西暦84年と時代が明確なだけに、当時の精絶国と漢王朝の関係などの状況が比較的くっきりと想像できて歴史ロマンを感じる。
以下にニヤ遺跡の概要を百度百科より引用する。

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5.熱瓦克佛寺遺址の文物
ラワク寺院遺跡は自身が実際に訪れた場所なので特に思い入れが強い。ただ現地では彫像などの実物を一つも確認できず残念に感じた。【参考】1ヵ月間の中国周遊(25)和田 ❷ 熱瓦克佛寺遺址。もっとも貴重な歴史遺産なので博物館できちんと保管し、それを参観者が間近で見学できるのであれば問題はないだろう。

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熱瓦克佛寺遺址の画像資料


さいごに  これまで数多くの博物館を訪れてきたが、ホーテン博物館は比較的新しい建物で快適に過ごすことがきでる。展示物の種類や数も豊富、質も高く充分に楽しむことができる。しかも無料だ。機会があれば皆さんにもぜひ訪れてもらいたい。満足まちがいなしの良い場所と考える。