伏見の稲荷山を登る(2014.02)

今日は日曜日。天気も良かったので散歩することにした。さて、どこへ行こうか。伏見稲荷大社の本殿は何度か参拝したが、背後の稲荷山は一度も登ったことがなかった。そこで今日は稲荷山初登頂を目指すことにした。

本殿を過ぎ、千本鳥居をくぐりながら、頂上「一ノ峰」を目指す。道は参拝者、観光客でにぎわっていたが、 頂上に近づくにつれて人も少なくなった。簡単に登頂できるとは思っていなかったが、上り下りの心臓破りの山道に息はきれ、足の筋肉も膨れ、普段運動不足の我が身にはかなりきつい道のりであった。1時間ほどでようやく頂上に着いた。

帰り道、「四ツ辻」の町を見下ろせる場所で、ベンチに座って10分ほど休憩した。付近の茶店には「きなこソフト」(350円)が売られていた。食べてみようかと思ったが、やめた。安易な好奇心で、自分を甘やかしてはいけないと思ったからだ。

この文章を書いている今も、足が少し痛む。しかし心地のよい痛みである。今後も健康のため、時々稲荷山を登ろうと思う。そして次回は「きなこソフト」を食べるつもりだ。

ありがとう!飛び出し坊や~(2013.11)

日本全国、道を歩いていると、時に見かけることがあるもの…。それは何を隠そう、「飛び出し坊や」である。先日も、勤務先近くの道を歩いていたら、手作りらしきセンスの良い「坊や」を発見した。赤い上着に黄色いパンツ、髪は七三分け。見方によっては「飛び出しオヤジ」とも言えるが、作者の豊かな感性が感じられる逸品だ。

さてその後、行きつけのホームセンターで、既製品の飛び出し坊やを発見した。ただ残念ながら、男版「飛び出し坊や」は品切れで、女版のみが販売されていた。ここで注意すべきはその商品名で、名は「飛び出し坊や」ではなく、「わたるくん」(「渡る」か?)と言い、女版の名は「とまれちゃん」(「停まれ」か?)である。スカート姿に髪にはリボンをつけている。価格はいずれも3980円。今まで名前はすべて「飛び出し坊や」と思っていたので、少し新鮮な気がした。

普段は意識していなかったが、各地に存在する飛び出し坊やは、それぞれに個性があるのだ。愛すべき飛び出し坊や、ありがとう!君はいつでもみんなの安全を見守っている。次はどこで新たな坊やに出会うのだろうか…。