一泊二日の姫路城(2017.09)

国宝で世界遺産でもある姫路城、いつか訪れてみたいと思っていたが、今回それを実現させた。実は自宅のある高島から姫路まではJR新快速で約2時間。日帰りも可能ではあるが、僕はのんびり旅が好きだ。そこで駅近くのホテルに一泊することにした。

駅を出ると、正面にそれは現れた。遠景ではあるが、存在感は絶大である。また今回は天候にめぐまれ、青空を背景に白く輝く城郭は何とも美しい。

入場料を払い、多くの観光客たちとともに 天守閣の最上階を目指して進む。〇△☐型の狭間があると、そこから外を覗きたくなるものだ。天守閣に入ると傾斜がきつい階段を何段も上る。ようやくたどり着いた上層階からは姫路の市街地がきれいに見える。

城内には、「お菊井戸」など幾つかの見所がある。僕が特に興味を持ったのは石垣に使われた石棺だ。当時姫路城を築くために、燈篭石や古墳の石棺など、使えるものは何でも徴用したという。築城者の考え方として、古墳は保護対象ではなく、破壊して必要な材料が確保できる便利な対象だったのだろう。墓の主人に対して多少の罪悪感はあったのか、それは不明である。

翌日、波乱万丈の生涯を送った千姫が、当時姫路城から朝夕祈りを捧げていたという男山八幡宮を訪れた。山頂は公園になっていて、前日とは違う城の姿を見ることができた。いよいよ観光もを終え、帰りの姫路駅のホームに立つと、そこからも城が見えたので暇乞いをした。また会ういまで、さようなら… 

白石さんのお便り(ウガンダ、2017/8/21)

サタデーナイト渋滞。調査書期の1999-2000年頃は、渋滞なんてほとんどなかった。バイク・タクシーの背に乗っているのでこうして撮影できるので、これも一興。
夕食。向かって左の皿がルウォンボという、ガンダ民族の伝統料理。バナナの葉に肉を包み込んで蒸し煮してある。肉は山羊。上品な味で私の好み。

時々軽生会会員の白石さんからメールをもらう。内容は様々であるが、社会学者だけあって、事物に対する分析力には奥深さを感じる。そして興味深い画像を添付してもらうこともある。そこで本人の了解を得たので当ブログで紹介することにした。