祝!第一回 かもがわ美食倶楽部「眺河」

「かもがわ美食倶楽部」とは、2018年12月、島田石路(信州狂人)が設立した美食会である。会の名称は、第一回開催の店で、鴨川を眺めている時に思いついた。2019年4月現在、会員は以下の3名である。島田(会長)、土田(副会長)、高橋(広報部長)。当会には以下の原則がある。

一.会食時の参加人数は4名以内とする。

二.会食時は厳選食材を用いたスローフードを食す。

原則一に関して、会員数は制限していないが、会食時に料理をしっかりと味わい、また会員同士の交流をより深める為、人数制限をするのである。もし一つの会席に5名以上の参加希望者が出た場合は、会長と会席企画担当者を除いた2名は「くじ引き」で決める。原則二に関して、スローフードを追求しているので、当然ファーストフードは除外する。例えばレトルトや冷凍の食品を多用した料理である。

会を設立した理由は、私の心身の変化に対する憂慮である。簡単に言えば体の老化が進み、同時に食事量も減少している。また精神的には静かで落ち着いた暮しを求めるようになった。現在私は50歳である。当ブログ「三泊四日の青森の旅(上)」でも述べたが、残された健康寿命が短い私にとって、今後の人生は一日一日が貴重である。まずい劣悪食品を食べている場合ではないのだ。多少値段が高くても上質で美味しい料理を味わいたいのである。この文章を一読された皆様に申し上げる。今後私を食事にお誘いくださる場合には、極力スローフードでの会食をお願いする。

さて昨年12月25日昼、記念すべき美食会の第一回が開催された。会場は京都市先斗町の京料理「眺河」、食事は懐石料理で、費用は1人1万円(飲料代含む)。当時会員は私と土田さんの2名だけで、会食もその二人で行った。ところで土田さんは当時を振り返り、そもそもクリスマスにオッサンと食事するのは理想に反することで、多少納得できない部分もあったと告白している。確かに初老と20代前半の男性カップルが狭い個室で鴨川を眺めながら会食している姿は、考えようによっては異様かつ不気味である。店員さんもそのように感じていたかも知れない。ただ誤解なきよう断っておくが、当会は女人禁制の野郎クラブではない。女性の入会も大歓迎ですので、よろしくお願いします。

  • 会 場:眺河先斗町~華~
  • 住 所:京都市中京区先斗町通四条上ル東側8軒目
  • 電 話:050-5868-4976