今回は「鉄板焼き」の魅力お伝えする。以下「道具」「野菜」「肉」「粉もの」の項目に分けた。さて「鉄板焼き」の三大メリットは以下の通りである。
1.鉄板の蓄熱性の良さから食材をムラなく均等に加熱できるので調理しやすいこと。おすすめはナスとカボチャ。網焼きとは違いフッカフカにおいしく焼き上がる。また薄切り肉も最高だ。 網ではできない鉄板ならではの焼き上がりが楽しめる。
2.直火ではないので燃料による食材への影響が少ないため使用できる燃料が多様であること。但し燃焼時に悪臭を発するようなものは論外、楽しい焼肉も台無だ。
3.焼きそばやお好み焼きなど調理できるメニューが多いこと。月島名物「もんじゃ焼き」も作れますよ~。
★★道 具★★ 「鉄板」は、なるべく広く厚いものが調理しやすく焼き上がりも良い。当家使用の鉄板は:幅520×奥行420mm、板厚5mm、重量10㎏。普段パートナーとの二人利用には十分だ。燃料は何でも良いが、吾人は庭で枝打ちした廃材、例えばサクラ、クヌギ、カエデなどの木材を利用する。着火剤としては竹が便利だ。
★★野 菜★★ 先にも述べたが食材は鮮度が重要だ。野菜は自宅菜園の採れたて野菜を焼いて食べれば幸福感が得られること間違いなしだ。また網焼きに適さない野菜、例えばナスとカボチャを鉄板で調理すればフカフカして超ウマだ。
★★ 肉 ★★ 肉といっても牛、羊、豚、鶏など様々だ。また産地や部位によって味や香、歯触り等も異なる。結局自分の好きな肉を好きなだけ焼いて食べるのが一番しあわせだ。ただ鉄板でのオススメは「薄切り肉」である。網ではくっついて焼きづらいが、鉄板なら簡単だ。好みの焼き具合で皿に回収し熱々肉を口に含めば、そこには天国があなたを待っている・・・
★★粉もの★★ 網では調理不可能な焼きそば、お好み焼き、もんじゃ焼き等、何でも調理可能だ。今回は主に自宅産の青ネギを使用した「ネギ焼き」を紹介する。自宅菜園ではニラも育てているので次回は「ニラ焼き」にも挑戦したいと思っている。
さいごに 今回は上下篇に分けて網焼きと鉄板焼きの魅力について述べた。両者の性格や相違点をよく理解すれば、おいしく楽しい焼肉が味わえること間違いなしだ。但し「感動する焼肉」を得るためには努力と工夫が必要なことも事実である。食材、調理器具、燃料、会食環境、参加者の人間関係等、あらゆる条件が完備され初めて「感動」が実感できるのである。焼肉の道は奥深い。焼肉よ、永遠なれ~!!