【たのしい海水浴】一泊二日の高浜(上)2021.07

私にとって夏の水辺遊びは小さい頃からの楽しみの一つだ。海や川、湖など水質に問題がなければ特に場所は問わない。パンツ一つで水とジャブジャブ触れ合えば、日常の苦しみ・ストレスも忘れて気分爽快である。ただ注意も必要だ。大学生の頃、スコットランドのネス湖で泳いだことがある。ひとしきり遊び、そろそろ親切なマダムが営むB&Bに帰ろうと服を着たのはいいが、全身がガクガクと震え始め、しばらく治まらないのだ。その時は思った、このまま震えが治まらず死んでしまうのか、アホな息子の親不孝を許しくださいと・・・ 結果、何とか生き残り現在に至るが、原因は明らかにネス湖の低水温による低体温症であろう。水遊びには様々な危険がともなう。無理は禁物だ・・・
さて今回は福井県大飯郡高浜町の鳥居浜海水浴場を初めて訪れた。高島の自宅から車で約1.5時間。当日は天候の影響で波が多少大きかったが、遠浅で水がきれいだった。ただ浜辺に打ち上げられた流木やロープ、浮きなどの漂着ゴミが比較的多く景観的に残念であった。
新型コロナの感染防止対策も重要だ。平日を選んだこともあり予想通り人出は少なく、旅館前の浜で遊んだ時もそこにいたのは私とパートナーの2名だけ、安心・安全であった。

🍀道の駅・うみんぴあ大飯  目的地である鳥居浜海水浴場へ行く途中で昼食をとることにした。建物に入ると正面には若狭湾が広がっていて解放感は抜群だ。フードコートや特産品販売コーナーがあり、野菜などが安く買える。今回は鮮魚コーナーで刺身パックを、フードコートで「ごはんセット(あおさ汁と漬物付き)」を購入、海を眺めながら若狭の鮮魚を堪能できた。OK!おいしさ満足度120%!!

🍀おき田旅館  今回お世話になった旅館、目の前には鳥居浜海水浴場が広がる。部屋からも海が一望でき、朝夕は部屋食だったで海を見ながらゆっくり食事ができた。そして就寝時にもザーザーと心地よい波の音が聞こえてくる。夜中ふと目を覚ますと波の音がするので、そうか、今は海辺の部屋に泊まっていたのだと思い出す。そのような非日常を充分楽しむことができる良い旅館であった。なお食事については次回に取り上げる。

旅館の駐車スペース脇に黄色のきれいな花を見つけたので撮影した。ネットで画像検索したところ、この花はアフリカ原産の「ガザニア・リニアニス」ということだ。詳細はウィキペディアから引用する。

ガザニア(学名:Gazania)とは、キク科ガザニア属(クンショウギク属)の総称。原種 は15種ほどある。園芸上のガザニアはGazania rigensである。
半耐寒性の多年草で暖地では宿根草になるが、日本の寒い地域では冬に枯れてしまい、暖地では夏の高温多湿で弱るため、1年草として扱われている。宿根ガザニアとして販売されている種は耐暑性、耐寒性に優れ日本でも多年草として栽培し易い。草丈15-40cm くらい、葉は根生で切れ込みのあるへら形、表は濃緑色で光沢があるが、裏は真っ白な柔毛がある。斑入りの品種もある。地下茎から新しい茎が匍匐してよく広がる。乾燥には強い。現在出回っている品種はほとんど四季咲き性で、暖色系の樺色・オレンジ色・臙脂・黄土色などで目が覚めるように鮮やかな花色なのが特徴で直径10cmになるものもある。晴れた日の日中にのみ開花し、それ以外は花は閉じる。

🍀たのしい海あそび  あそびに理屈は不要、ただ楽しめばいい。写真の通り童心に帰って無邪気に波とジャブジャブあそんだ。気分爽快、全身リフレッシュ、延命長寿確定!! 

【近江紀行】彦根滞在記(13)多景島・沖の白石〈最終回〉

今回は「多景島」と「沖の白石」の話、「彦根滞在記」の最終回である。やれやれ、長くなった彦根の記事もこれでようやく終わり、内心ホッとしている。全13編は自己ブログ史上最長である。彦根という町は想像していた以上に話題性の高い町だと実感した。
さて、琵琶湖には4つの島がある。
 ●沖島(おきしま):有人島。近江八幡の旅行時に行こうとしたが、疲れて止めた。
 ●竹生島(ちくぶしま):夜間は無人。今津港からフェリーで渡ったことがある。
 ●多景島(たけしま):無人島。今回の目的地。
 ●沖の白石(おきのしらいし):島というより岩で無人。今回は船と多景島から眺めた。
滋賀の住民としては全ての島を訪れたいものである。沖島は近い将来に行くつもりだ。沖の白石は上陸は無理だろうが、もっと近くで見たいものだ。そして今回は多景島に上陸、滞在時間は30分と短かくのんびりできなかったが、一通り観光できて大変良い思い出になった。

🍀彦根港から多景島へ

🍀彦根港にある「琵琶湖周航の歌」の記念碑

      われは湖の子 さすらいの 旅にしあれば しみじみと
      のぼる狭霧や さざなみの 志賀の都よ いざさらば

🍀フェリー乗船、多景島へ向かう

🍀着岸、島内観光がはじまる

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