四泊五日の石垣島【四日目】2021.10

今日のメインイベントは体験ダイビング。ダイブは一昨日にも体験したので不安や緊張感は多少緩んでいるが、油断は禁物、海のオソロシサを忘れてはいけない。さて今回は初心者専門のダイビングスクール「あつまる」(沖縄県石垣市真栄里393-32)でお世話になった。活動内容は、午前:幻の島(浜島)上陸、体験ダイビング×2回。午後:シュノーケリング×1回。

★★浜 島★★
この島は干潮時に現れる砂浜の無人島で、以前に訪れた久米島の「ハテの浜」【参照:四泊五日の久米島(上)】に似ている。海水の透明度はこれ以上のものがあるのかというほどすばらしく感動的だ。

水中対応カメラで波の下の様子を撮影してみた・・・
視界がとても良い・・・

★★午前の体験ダイビング★★
今回は休憩をはさんで2回の体験ダイブに挑戦した。ポイントについて、一昨日は川平エリアだったが、今回は名蔵湾かそれに近い場所だったと記憶する。

海底の砂 サラサラしている
海中から見た海面 日光がありがたく感じる・・・
シャコガイ
クマノミ いつ見てもかわいいですね
フタスジタマガシラ 独特な模様でかなり目立っています・・・

休憩後にポイントを変えて本日2本目のダイビング。このポイントこでは赤や青のカラフルな魚が群れで泳ぐ迫力のある光景を近くで見ることができ大変印象に残っている。自分があたかも大きな金魚鉢の底に潜っているかのような人生初の不思議な感覚であった。

★★午後のシュノーケリング★★
昼食後はポイントを変えてシュノーケリング。ダイビング同様、これも人生初の体験だ。ただダイビングのような重装備は不要、基本海面にプカプカ浮いていればいいので気は楽だ。このポイントでは多くの青サンゴを観察できた。以前久米島でグラスボートに乗り青サンゴを見たが、今回は波の動きや海中の水圧を感じながら間近で観察でき感無量だった。

青い海に青いサンゴ、そして青い魚・・・
石垣の海の中にはかつて見たことのないすばらしい世界が広がっていた・・・

★★今日の宿「コンフォートホテル石垣島」★★
海中アクティビティの後、ヘトヘトした体を引きずり、15時過ぎに今日の宿にチェックイン。この四日間の活動は初老男子にとって幾分過酷であった。残りの時間は何もせず、ただボーっと酒を飲みながらのんびり過ごしたい・・・ 幸い今回のホテルはかなり快適で、部屋の窓からは遠くに海が臨め、耳を澄ませばザーザーと波の音も聞こえてくる。室内も爽やかなブルーを基調にデザインされ、心地よく窓辺で泡盛をロック味わった。

沖縄県石垣市真栄里340 TEL. 0980-82-7611
部屋からは遠くに海岸が見える。この景色を見ながら泡盛を飲もう・・・

★★島料理店「いちばんざぁ」★★
午前のダイブと午後のシュノーケリングでヘトヘト、初老男子の体力は限界だ・・・。今日もよくがんばった。自分をほめたいと思う。そこで泡盛とおいしい島料理で自分にご褒美、元気を回復しよう~

揚げ出しジーマーミ豆腐
ラフティー
グルクン唐揚げ

グルクンの黄色いラインが確認できる。今日もおいしい料理、ごちそうさまでした~!😊

四泊五日の石垣島【三日目】2021.10

今日は市街地へ移動、離島ターミナルからフェリーに乗って竹富島を観光する。川平湾とはお別れだ。このすばらしい場所に次回来る機会はあるのか。それは私にも分からない。現在も世界では新型コロナが依然拡がり続け、日本も第6波に突入、沖縄も2022年1月9日から「まん延防止等重点措置」が適用されるという。つまり今後人生で何が起こるか分からないのだ。それならば次があることを期待するよりも今この瞬間を大切にしよう。まさに「一期一会」。最後に湾をひとしきり眺めたら出発だ。

★東横イン石垣島★
今日はこのホテルでお世話になる。部屋からは港が眺望でき、また室料が比較的安く離島ターミナルも徒歩圏内なのでここに決めた。

【 東横イン石垣島 】沖縄県石垣市浜崎町3-2-12 TEL:0980-88-1045
コンパクトだが何でも揃っていて便利だ。湾を眺めながら泡盛を飲む・・・
部屋からの眺め
サザンゲートブリッジもよく見える

★竹富島の観光★
竹富島は石垣離島ターミナルからフェリーで約15分、面積約5.4㎢の平坦な島で、今回は日帰り観光にした。もちろん宿泊すれば別の魅力も発見できることだろう。さて石垣港に来て驚いたのは海水の透明度だ。川平湾は想像していた通りだったが、多くのフェリーが行き来するこの港の透き通ったエメラルドグリーンを見て感動した。

フェリーが動き始め、気分も高まる・・・
フェリーから今日の宿「東横イン石垣島」が見える
竹富港に到着
レンタサイクル店の送迎車が待っているので適当に選んで乗り込む
【レンタサイクル竹富】普通自転車1時間400円、確か4時間ほど利用した
今回借りた自転車
到着直後から雨が降り出し、砂を敷きつめた道に雨水が川のように流れる。傘がないので困ったが、やがて雨も止んでホッとする・・・
なごみの塔
なごみの塔からの眺め
雨に濡れて体が冷え腹も空いた。適当に食堂を探して入る
八重山そば(650円) ほんのり甘みのある汁に適度な硬さのストレート麺がたっぷり入っていてる・・・
食後、本格的に観光を始める

★西桟橋★
竹富島の観光スポットの一つ。海水の透明度がよく様々な魚が簡単に観察できる。

手前に小浜島、奥には西表島が見える
見渡す限り多くのナマコが存在する
青くて小さい「ルリスズメダイ」も目立っていた
比較的大きなヤドカリを発見
拾い上げるとハサミだけが見えている

★カイジ浜(皆治浜)★
星砂で有名。遊泳禁止なので生き物を観察したり星砂を探したりしてのんびり過ごす。

海中の穴に何かが動いた。気になったので石を除いてみると・・・
シャコが出てきた

【《直伝》星砂の採取法】今回は当ブログを見た方へ特別に星砂の効率的な採り方を伝授する。砂をジッ~と眺めたり指先で砂をかき分けても星砂を見つけ出すのは困難だ。実は私も最初はそれらの方法で無駄に時間を費やしていたが、ある瞬間にひらめいた。それは「砂浜に手の平を押し当て、付着した砂の中から星砂を見つける」方法だ。手の平に平面的かつ均等に付着させることで小さな星砂もすぐに見つけることができるのだ。

これでは星砂は見つからない(T_T)・・・
手の平に付着させるとトゲトゲした星砂がたくさん見つかる(^_^)

★ミシャシ(美崎)★
奥に見えるのは石垣島。大正時代まで使われていたというガンギ(桟橋)跡が残る。

★ユームチオン(世持御嶽)★ 

★ンブフル★

そろそろ石垣島に戻る時間だ。レンタサイクル店で自転車を返却、港まで送ってもらった。

竹富港を出発
市街地にある石垣港がどんどん大きく見えてくる・・・
離島ターミナルに到着、エメラルドグリーンの海水はいつ見ても感心する。この後ホテルで休憩してから居酒屋に飲みに行こう・・・

★居酒屋「こてっぺん」★ 今晩はこのお店で泡盛を飲む。

【こてっぺん】 沖縄県石垣市美崎町12-7  
石垣島の泡盛3種飲み比べ
石垣島の古酒3種飲み比べ
ミーバイの刺身
てびち(豚足)の唐揚げ 外はカリッ、中はトロ~!うまい~!
てびちは切り分けてから熱々のうちにパクつく。口中がギトギトしてきたら泡盛で脂分を洗い流せばスッキリする

沖縄の原風景が残るという竹富島、時の流れがゆるやかで素朴な雰囲気に心も癒やされた。今日も充実した一日を過ごすことができて天地万物に感謝である。ありがとうございました。