本日は11月25日、日本を出発し哈爾濱に到着したのが10月24日だからちょうど一か月が経過したことになる。到着後の二週間は隔離生活が続き、11月7日午後ようやく隔離から解除され、ホテルまで迎えにきてくれた学校の先生二名に案内されて現在住んでいる部屋に到着。室内設備の説明を受け、後は一人で荷をほどき生活の準備を始める。ようやく自由な生活が始まるのか・・・ ワクワク感が沸き起こってくる。
さて、当初は学校敷地内の職員用低層アパートに住むのかと思っていたが、実際は下の写真の高層マンションであった。室内は一人では十分な広さで、基本的な家具・電化製品も準備されていた。そのなか包丁が中華式だったのは驚きで、使うのは人生初だ。つまり初老男子であっても異文化の新鮮体験による心身活性化でボケ防止が期待できそうだということだ・・・
部屋からの眺め
私は元来「部屋からの眺め」にこだわりがある。理由は単純だ。それを見ながら酒を飲むのが楽しみの一つだからだ。高島の自宅居間からは庭の枝垂桜、趣味小屋からは四方竹や南天、菜園が眺められる。生活環境は精神的にも大切である。また短期滞在のホテルにしても眺望を重視している。前回のコンフォート六本木の壁景色は最悪であった。今回の部屋はどうだろうか。期待しすぎても裏切られたとき寂しいので、あまり考えないようにしていたが、結果高層マンションの14階で眺めはバツグン、安心した。少し顔を傾ければ哈爾濱の名所「聖ソフィア大聖堂」も見えるのだ。
眺めの良い部屋と言えば、2009年寧波で住んでいたマンション「日月星城」の部屋からは奉化江の流れも見えて格別で、いつも酒を飲みながら眺めていた。今でもいい思い出である。参考に朝と夜の写真を掲載する。
酒を買いに単独初外出
自由の身となった。隔離中は健康重視で休肝日を続けたが、いよいよ哈爾賓でのホロ酔いタイムが到来したのだ・・・。哈爾濱と言えば「哈爾濱ビール」、そしてネットで調べておいた地元の白酒「玉泉酒」。最初は大型スーパーへ向かったが、健康コードがなかったので入店拒否、しかたなく建物下の規制が緩いコンビニで何とか購入。その後、マンション受付でも健康コードがないということで入室拒否のドタバタ劇が始まったが、学校の先生二名が急遽駆けつけてくれて何とか部屋へ上がれた。現在の中国では老若男女「スマホ」と「ネット通信」が必須だということを痛感した。人民は情報に厳しく縛られ結構大変だなぁ~と他人事のように思う信州狂人であった・・・
さてさて、哈爾濱ビールで疲れをいやそう・・・。新生活がはじまった。
まぁ、慌てず焦らず、異文化を楽しもう~!!