健康のため時間がある時はなるべく外出し、1万歩を目標に散歩することにしている。ただ最近の哈爾浜はかなり冷え込み、スマホのお天気アプリを見ると16日の気温は部屋を出た12時半頃でマイナス17℃、まぁきれいに晴れているし、歩いていればそのうち体はポカポカ温まるだろうと考えていた。自宅から歩いて松花江南岸の中東鉄路公園(機関車「黄継光号」がある所)に入り、そこから階段を上がって鉄路橋へ向かう。ところで橋を渡ったのは16日で、その時の画像を中心に掲載しているが、14日に撮った画像も混ぜてある。その日は曇っていたので見れば違いがわかるだろう。
最初は問題なかったがビュービューと冷たい風が吹きつけてくる鉄路橋を渡っていると次第に足先が冷えて硬くなり痛みさえ感じてきた。これはまずい!、ひどい凍傷になって足の指が壊死、脱落する前に歩く速度を上げて帰宅しようと考えた。元々太陽島まで歩いて行き、そこから地下鉄で帰る予定だったが、途中のゲートで止められ、「現在は特別イベントのため一般人は通行不可」という。ということは今来た道を引き返し橋を渡って帰るだけのことだ。テクテクと早歩きで冷たく凍りついた橋を渡り何とか南岸に到着、少しホッとする。
いつもは歩き続けて帰宅するが今日は足が痛むので無理せず、市バス83番に乗り四つ目のバス停「中国人寿保険公司」で下車、そこから5分歩いて自宅マンションに無事たどり着いた。部屋に戻ると早速足をお湯に浸ける。ジワジワしみるように痒く痛む。足先以外は防寒対策が良かったのか全く問題ない。ただスマホで風景を撮影する際に右手手袋を外していると、やがて手が硬直して指が動かなくなる。凍傷の恐れもあるので油断は大敵だ。何れにしても早急に耐寒性の靴を購入する必要がありそうだ。
部屋でしばらく休息し、本日二度目の外出をする。防寒靴を探しに近くのデパート「華聯」に入った。ここに来るのは初めてだ。この建物も古く、プレートを見ると「1932年建設」「高岡株式会社の旧跡」とある。確かに外観は現在の建物にはない趣きが感じられる。さて入るとすぐに紳士靴売り場があった。しばらく品定めをしてから購入、値段は約400元、現在レートの日本円で約7,800円。まぁ今後も旅行を含め極寒の野外を歩き回ることを考えるとケチっていられない出費だ。これで安心・安全、目標の1万歩も難なく達成できそうだ・・・。ちなみに16日の歩数は「11,872歩」、二度目の外出が効いたようだ。
このあたたかブーツで哈爾浜の厳しい冬を乗り切ろう~!!