【京都ふらり歩き】羅城門遺跡(2021.07.14)

今日は1月27日、旧暦で「大年初六」、春節から六日目。ニュースでは帰省から戻る人たちの流れも盛んになってきているというが、哈爾浜の街はまだまだ観光客でにぎわっている。ただ寒い日が続いていて19時現在の気温はマイナス22℃、最近は散歩に出るのも面倒になり二日や三日に一度外出するようになってしまった。今日も部屋にこもっているので時間的余裕があり以前京都で撮影した画像を掲載することにした。
今回紹介するのは平安京の表玄関「羅城門」の跡地。私自身京都市では北区、南区、左京区、伏見区の各地で合計8年間ほど暮らし、高島市に移住した後も通学や通勤で頻繁に来ていた。それに加え元々歴史好きなので結果訪れた寺社仏閣や遺跡、博物館等も多数である。ただ羅城門跡地を初めて訪れたのは比較的最近のことだ。近鉄東寺駅を出て九条通りを西へ15分ほど歩くと「矢取地蔵尊」がある。その手前の小路を北に入ると小さな唐橋羅城門公園があり、そこに明治時代に建てた石碑が立っている。

当時は羅城門から朱雀大路を北上すると大内裏の正門である「朱雀門」に通じていた。朱雀大路の跡地には「千本通」が通っているが、現在の京都御所は千本通より約2㎞東に位置している。つまり過去のある時点で御所が東に移動したということだ。ちょっとした京都の変遷を現地に来て感じるのも面白い。