【京都ふらり歩き】祇園でおいしい昼ご飯(2025.02.16)


一時帰国から哈爾濱へ戻る3日前、京都で妻と昼ご飯を食べた。場所は「祇園迦陵 (かりょう)」という日本料理店。本格的な日本料理は久々で、その繊細で洗練されたすばらしさを強く再認識した。中国での普段の食事といえば自炊や学食、たまにファーストフードという具合で、それらの料理には繊細さという概念は存在していない。まぁ、もとから期待はしていないけど・・・。


ではここで、今回再認識した日本料理のすばらしさについて述べよう。1つ目は、様々な食材を小分けにして調理・配膳されるので色々な味が楽しめること。量は食べ盛りの若者には足りないだろうが、年寄りの私には充分だ。2つ目は、アッサリ薄味料理が多く、塩分・脂分を気にする年寄りには健康的にありがたいこと。3つ目は、料理の彩りや盛り付け、器の美しさなど視覚的にも楽しめること。最後の4つ目は、このお店の場合であるが、清潔で雰囲気も良く、落ち着いて食事できること。いくら味が良くても環境が悪ければ食事は楽しめない。そのような意味からも、このお店は優良店と言えよう。
【参考】祇園迦陵の公式HP


以下では今回いただいた料理の画像を配膳順に紹介する。見れば何か分かるので説明は加えない。一点、厨房内の釜(おくどさん)で炊く釜飯は、三種類の具材から一つ選ぶ。ただ当時自分が選んだ魚の種類を残念だが忘れてしまった。


昼食後は、よしもと祇園花月でお笑いを楽しみ、晩は京都市内のホテルに宿泊。翌日は関西空港近くのホテルで宿泊し、翌々日の便で哈爾濱に戻る。繊細さとは無関係のコッテリ・ギトギト系食生活がまもなく再開するわけね・・・。


2月18日。飛行機の窓からは凍結した松花江が確認できる。哈爾濱の街も凍ったように白く見える。やがて飛行機は空港に無事着陸。
ではでは、またしばらくは冬の北国で頑張りましょう~。