




旅3日目。この日は「螺洲古鎮」と「上下杭歴史文化街区」を見学。ご当地料理も楽しみだ。ただあいにくの曇り空。もちろん折りたたみ傘を持って出かける。
午前10時頃、ホテルの近くから市バスに乗り、南郊外の烏龍江に面した螺洲古鎮へ向かう。途中、閔江に架かる大きな橋を渡る。

螺洲古鎮 11時に古鎮到着。螺江東路から螺洲街に入り南下、最初の比較的大きな交差点に至る。当時その辺りは道路工事中であった。古鎮の本格的な観光地化整備が始まったのだろうか。古鎮の概要は百度百科より引用。また現地で撮影した観光地図も掲載する。
螺洲镇,隶属于福建省福州市仓山区,古称“百花仙洲”, 位于福州南台岛东南端,南临乌龙江,北、西分别与城门镇、盖山镇相连,距福州市中心12公里,区域面积6.41平方千米。2021年,辖村委会7个、社区居委会3个。2017年,螺洲镇常住人口有16350人。



ご当地食ランチ 交差点に面した小さい食堂でお昼ご飯。ここでは福建の伝統食「海鮮鍋辺」「海蠣煎餅」の二品を注文。「鍋辺」とは鍋の端(鍋辺)で焼いた米粉の薄焼きが入ったスープ。具材の数によって値段が変わる。私は10元の「干し貝ヒモ・干し魚・海苔・干し小エビ・イカ・カキ・クルマエビ」入りを選ぶ。スープ自体は薄味なので具材の旨味が楽しめる。「海蛎煎餅」とは卵と澱粉の生地にカキを混ぜて焼いたもの。「カキのお好み焼き」と言ったところか。卓上の酢を付けて食べる。ただ両方とも粉モン、食べ終わると腹はパンパンだ・・・。






散策開始 腹が満たされたら散策スタート。先ずは孔子廟を目指して歩き始める。集落内の建物は全体的に老朽化しサビれている。中には一昔前のレトロな建物もあり見ていて面白い。



螺洲孔廟 概説は百度百科より引用する。それによると、中国では府県レベルではない鎮レベルの孔子廟は珍しいという。今見ると確かに地味な場所だが、過去には著名な政治家や学者を数多く輩出しているので、孔子廟を設置するに至る文化的な雰囲気が強かったのだろう。概説は百度百科より引用する。
螺洲孔庙是福州地区仅存的两座孔庙之一,位于福州市仓山区螺洲镇吴厝村,始建于明成化十年(1474年)。作为福建省乃至全国罕见的非府县层级孔庙,其乡镇级建制突破了传统孔庙规制,具有独特历史价值 。该孔庙现存大成殿等核心建筑,完整保留了传统孔庙形制,1992年被列为福州市级文物保护单位。螺洲孔庙既是古代乡村文教场所的实物见证,也是研究明清时期福州地区儒学传播的重要载体。
2025年6月28日,历经6个月修缮,福州仓山螺洲孔庙重新开放。




螺江呉公祠堂 かなり立派な門構え、塗装も鮮やかで大変目立っている。現地の説明によると創建は南宋時代。私が訪問した時は閉館中。残念だとも言えるが、最近は体が疲れやすくノンビリ旅を心掛けているので、実は少しホッとした。年だから仕方ないとは言え、消極化の悪い例だ。
ところで門前には呉石将軍(1894-1950)を称えた毛沢東の詩「賛“密使一号”」の石碑がある。「密使一号」は台湾で処刑された「呉石」を指す。詩文は:
驚濤拍孤島,碧波映天曉。虎穴藏忠魂,曙光迎來早。
後に詳細が気になったのでネットで調べてみた。すると今日頭条「虎穴忠魂照曙光—毛主席題詩背后的呉石将軍伝奇」(2025.11.11)には、詩の制作時期は「1950年1月」、呉石の処刑が「1950年6月」で、「吴石将军牺牲时,不仅没能看到那首赞美他的诗,甚至不知道自己是否会被大陆铭记。(呉石将軍が犠牲になった時、自分を賛美する詩を見ることができなかっただけでなく、自身が大陸で銘記されているかどうかさえ知らなかった。)」と記されている。なかなか辛く厳しい人生だ。やはり平和な環境で平凡に生活している自分は幸せなんだなと、この記事を読んで痛感した。



呉公祠から烏龍江の岸まで短い距離を南下する。途中、古い木造の建物があったので撮影した。昔この地域にはこのような建物が多かったのだろうか。




烏龍江の岸に到着。これから川沿いの道を螺女廟まで歩く。対岸には迫力のある立派な五虎山がそびえている。道にはマングローブが植えられ、中にはかなり巨大なものもある。垂れ下がった大きな葉を触ると肉厚で堅く、まるで塩化ビニール製のような感じである。




螺女廟 境内には大きなマングローブが育ち、近くに祠がある。また巨大な巻貝の像も飾られている。現地の説明によると、「螺女廟」は「螺女徐氏仙娘廟」「螺祖廟」とも呼ばれているそうだ。「螺女」について百度百科の説明では、『捜神後記』第五巻の「謝端が巨大な螺を拾うと、螺が女性に変身し彼の食事の世話をしてあげていたが、後に天に戻ってしまった。住民たちは廟を建て祭祀した」という話と密接な関係があるという。気になりネット版「四庫全書・搜神後記・卷五」で原文を確認すると、確かにそのような説話は存在する。なお原文には、謝端に正体を見られた女性が「我天漢中白水素女也(私は天の川の白水素女です)」と告白する場面がある。つまりこの「白水素女」という女仙がこの廟で祀られている「螺女」なのである。
螺女庙位于福建省福州市仓山区螺洲镇洲尾村闽江畔,现存建筑为单间木构架寺庙,建筑面积34平方米,庙前有胸围7.6米的古榕树。该庙主祀东晋《搜神后记》记载的螺仙徐女,现存明代”螺仙胜迹”碑刻及清代”螺仙道”渡口遗迹,与田螺姑娘传说形成直接关联。2019年闽侯县新建螺女庙系其分炉 ,原庙于2025年被列为省级文物保护单位。
文化传说:播报编辑庙宇起源与东晋陶潜《搜神后记》卷五记载的”谢端遇徐女仙”传说密切相关。传说谢端拾得巨螺,螺化为女子助其炊爨,后归天而去,乡民遂立庙祭祀。清代《闽都别记》将故事发生地明确指向螺洲,形成”螺江”地名由来。




螺女廟の後は集落内の道を通り、昼食をとった食堂の前まで戻る。途中、レトロな建物やマングローブの根で覆われた塀などを撮影する。







螺洲古鎮の見学もこれで終了。市バスに乗って上下杭歴史文化街区へ向かう。それらの記事は次編で述べる。