ある日、自宅の菜園を少し離れた所から眺めると、緑の群がり中に一点、「赤い物体」が見えた。トマトにしては長細いので不審に感じた。そして近づいて見ると、それは赤化したピーマンだった。赤化ピーマンは一つだけで、他の多数のピーマンは通常通り緑色である。どうして一個体だけ赤化したのか?原因は謎である・・・
人間も「十人十色」というように、野菜も外観は常に同一とは限らない。通常予想される形や色とは全く違う結果になることもあるのだ。
後日、その赤色ピーマンを食べてみたが、味は普通の緑色ピーマンと同じであった。このような日常でのちょっとした意外性、小さな驚きも、家庭菜園の楽しみと言えよう。