【抗疫特集】第2弾!七日間の隔離弁当@丽枫酒店・中央大街友谊路地铁站店+如家酒店・中央大街步行街店(2022.10.31)

11月1日(上の画像)「麗楓酒店」で隔離弁当の生活が再開した。
昼にコカコーラが付く。やはり現地人は弁当にコーラが好きなようだ。麻婆豆腐、量はわずかだったが久々に本場の味を懐かしく感じた。

11月2日(下の画像) 昼、ペプシコーラが付く。またコーラか・・・。夜、太刀魚が出た。海産物は如家酒店で「エビ2匹」が出て以来で珍しい。粉をつけて揚げ甘いタレに絡めてある。味はおいしい。 

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11月3日 この日は変化があった。朝、焼餅(シャオピン)と温かい豆腐脳(ドウフナオ)。北方では好まれる朝食である。地元の店「志勇」で仕入れたものだ。昼、久々の水餃子。香酢につけて食べれば「あぁ中国に来たな~」と感じる。そして夜、淡水魚が出る。粉をつけて揚げ甘いタレに絡めてある。淡水魚独特の味を久々に懐かしく味わった。

「志勇焼餅」のホームページより転載

11月4日 昨晩、突然「如家酒店」に移動。如家弁当の再開だ。昼、ファンタが付く。何十年ぶりの味だ。夜、ついにお茶が付いた、が、砂糖入りの甘いお茶だった・・・。本日注目すべきは、昼「チキンナゲット」、夜「エビ2匹」が白米の表面に象眼の如くはめ込まれている点。中国伝統の美術工芸品を彷彿とさせる逸品である。

11月5日 昼夜連続あま~いオレンジジュース。糖尿病に注意が必要だ。また昨日に続き本日も象眼技法が遺憾なく発揮され、チキン甘辛煮が小豆を混ぜたようなほんのりピンク色に染まっているご飯の中に豪快に埋もれている・・・。味はおいしい。

11月6日 疲れたのでノーコメント

11月7日 隔離解除日。隔離生活は自由も少なく窮屈だが、隔離弁当との離別は少し寂しい気がする。今後は自宅で自炊をすることになるが、三食すべてに食材や栄養バランスに気を配るの簡単ではない。時には外食もいいだろう。
昼、最後の隔離弁当、ハルビン名物のソーセージが集大成として白米に象眼されている。味もおいしい。またファンタ、次回これを飲むのは何十年先のことか。あるいは人生最後のファンタになるかもしれない・・・

中国隔離生活の弁当、私の場合は比較的恵まれていたようだ。味は少し濃く、ジュースよりもお茶がいいと感じたが、その他に不満はない。逆に貴重な面白い体験ができた。
最後に、施設の皆さん、ありがとうございました。ごちそうさまでした。再見~!

【抗疫特集】さらに!七日間のハルビン隔離生活(2022.10.31)

七日間の隔離後は本来三日間の自宅隔離に移行するはずだった。しかしなぜか突然次も七日間隔離ですよと言われてビックリ! はぁ、中国では突然計画が変わることは普通のようだ。車を降りると同僚の馬先生が待っていた。そして次の隔離ホテル「M影愿酒店(哈尔滨中央大街店)」に案内してもらった。期間も三日間でいいと言う。ホッとした。やはり三日間でいいのか・・・。ただこのホテルは何かラブホテルのような雰囲気で、机もイスもなくリモート授業には不適切な環境であった。まぁ、混乱している現状、仕方ないかなと諦めた。

M影愿酒店(中央大街店) 携程旅行网

ところが夜7時頃に馬先生からメールが入り、このホテルは隔離施設としての資格がないとの理由で、また別の施設へ移動する必要があるという。あ~あ、疲れていたが急いで荷物をまとめ、迎えの車に乗って次の隔離ホテル「丽枫酒店(哈尔滨中央大街友谊路地铁站店)」へ移動した。さて部屋に入って安心感が増した。部屋は広く内装も新しい。快適に過ごせそうだ・・・

麗枫酒店(哈尔滨中央大街友谊路地铁站店) 携程旅行网より転載
 麗枫酒店(哈尔滨中央大街友谊路地铁站店) 携程旅行网より転載

しかしまだ終わりではなかった。移動から4日目の夜6時頃、突然ホテル係員から別の施設へ移動するからすぐに荷物を準備しろと内線が入った。はぁまた移動・・・。そして着いた先が最後の隔離施設となった「如家酒店(哈尔滨中央大街步行街店)」、また「如家」かと思った。場所は市の中心地、中央大街(キタイスカヤ〈ロシア語で中国人街の意〉)のすぐ近くで、先日短時間滞在したラブホ似ホテル「M影愿酒店」にも近い。到着したのは夜9時過ぎだったが辺りは電飾で明るく輝いていた。しかし隔離の身、あと4日間は娑婆とは無関係の生活が続くのだ・・・

如家酒店(哈尔滨中央大街步行街店)
GO GREENとは、何ですか??
「如家酒店」なのに「莫泰酒店」とは何!?

🍀中国人の面白いところ 中国との付き合いも長くなったが、日本人の常識的な感覚からすると彼らの考え方が面白く感じる時がある。今回は「シャワースペースのガラス壁に貼られたシール」でそう感じた。このホテルの名称は「如家酒店」であるが、シールには「莫泰酒店」とある。つまり以前この建物で経営していたホテルの残留物なのである。日本人なら普通は前のホテルの物は必ず撤去する。ところが中国人にしてみればそれはどうでもいいらしい。これは面白い。中国は現在、ゼロコロナ政策で「神経質」と言えるほど厳格に人々の行動を制限しているが、実は元々あまりこだわらない、いい加減で大雑把な性格であるようだ。だた私はこれを批判している訳ではない。日本人と比べてそう思うだけであって、良し悪しは別問題である。ただそういう国民性だとういことだ・・・


翌朝、街の明るい姿が現れた・・・


時が過ぎて日が沈み、やがて夜の街は電飾できらびやかになる・・・

明日は隔離解除、ようやく新たな部屋で生活がはじまる。哈爾浜に来て2週間、4か所の貴重なホテル生活を体験した。お世話になりました。
最後に一言、GO GREEN~!!