広島市と言えば、原爆の被爆地であるということが先ず思い浮かぶ。その重く悲痛な歴史のゆえに、私は今までは広島に行くことを避けていた。しかし一人間として、いつまでも目を伏せ続けている訳にはいかない。実際にその現場を訪れ、その事実を自分の目で確認するべきなのである。そして今年1月、一大決心の末、ついにその地を訪れることにした。
しかし今回は一泊二日の限られた旅行なので、訪問する場所は主に原爆ドームと原爆資料館、厳島神社、お好み焼村の3か所と決めていた。結果として、どの場所も強い印象を与えてくれる場所であった。とくに厳島は風光明媚で、島のシカさんたちも愛らしく、またユニークだ。 いつかまた訪れたいと感じた。