二泊三日の名古屋市(下)2021.10

■大須観音
名古屋に来る前、何人かにオススメ観光スポットを聞いたところ、「大須観音とその周辺の商店街」がいいとのことで、水族館の帰りに立ち寄った。ところが新型コロナウイルスの影響か、街は人出も少なくかなり寂しい状況であった。仕方ないので商店街をただ通り抜けホテルまでトボトボと歩いて戻った。

■二日目の夕食
今晩もご当地グルメを求めて適当な店を探し歩いたが、結局新幹線駅前の定番居酒屋へ行きついた。一軒目は【鶴八】という店。店内は満席状態でかなり混雑しており、隣席の6名サラリーマン風集団はノーマスクでしゃべくり倒しているのでコロナ感染の心配もあった。まぁそれでも取りあえずご当地の手羽唐や味噌カツを注文、名古屋の味を楽しんだ。二軒目は鶴八近くの【花かるた】というお店。ここでは手羽唐の他、「名古屋赤味噌ラガー」という珍しいビールを飲んだ。この店は二階にあり、窓からは新幹線駅の東端部分が見える。それを見ながら赤味噌ビールを飲み、さて明日は何をしようかと考えるのも楽しい。そんなこんなで名古屋の夜も更けていくのである・・・ 

居酒屋【鶴八 新幹線駅前店】
居酒屋【本まぐろと名古屋飯 花かるた】
「花かるた」から見る新幹線駅

■熱田神宮
名古屋三日目、高島に帰る日だ。ただその前にご当地パワースポット「熱田神宮」に参拝することにした。ホテルを出て地下鉄で向かう。境内に入るとすぐに鶏がお出迎え、近くで撮影しようとすると警戒されたのか突然「コケコッコ~!!」と一鳴きされビックリした。その後本殿の方へ向かうが、各所に大楠(おおくす)がその巨体を現す。話によれば大楠には霊的パワーが宿っていて、それらを撮影し普段画像を眺めているだけでもご利益があり運気が良くなるということだ。そこで自身もパチパチと大量に撮影し、現在ではPCとスマホのホーム画面に使っている。その他の見どころも多いが、詳細に説明する余裕がないので画像を見て理解していただきたい。

S狂人:本宮の前で
ここから、こころの小径・・・
信長塀(のぶながべい)

■さいごの昼食
名古屋に来る機会は今後無いかも知れない。生命は有限で、もともと心身脆弱な私は限りある旅行先を厳選する必要があるのだ。さて昼食場所は【山本屋総本家 名鉄店】。まだ暑さを感じていたので看板メニューの「味噌煮込うどん」にはせず「天おろしきしめん(冷)」を注文、同時に清酒「ねのひ」も飲み気分は爽快である~!

清酒「ねのひ」については、製造者「盛田株式会社」のHPより引用する。

風光明媚な愛知県知多半島にて、350年を越える歴史を持つ日本酒の蔵元「盛田」が大切に育ててきたブランドです。ねのひの酒の特長は「芳醇旨口(ほうじゅんうまくち)」。濃厚で旨味の強い味わいは、濃い目の味付けの料理とも相性が良く、食中酒としてその真価を発揮します。

■帰路につく
帰りも新幹線を利用し京都へ向かう。車内で酒を飲みながら手羽を食べようと考え、駅構内のお弁当屋【美濃味匠】で手羽唐を買った。ただ「のぞみ」の乗車時間が約30分と短く、結局食べることなく家に持ち帰った。在来線とは言わないが、せめて「こだま」か「ひかり」を利用して少しでものんびり帰ればよかったと後悔した。文明が進み移動時間が短縮したのは便利だが、その分だけ旅の余韻・旅情が損なわれたとも言える。まぁともかく今回の二泊三日の名古屋市、楽しく充実した時間が過ごせて大満足である。さいごに旅で触合ったすべての皆さまに感謝いたします。

二泊三日の名古屋市(上)2021.10

現在は2022年3月中旬、先日15日~5泊6日で西表島での「ダイビングのライセンス講習」を行った。当然これも当ブログ記事にするが、今でも去年以前からの記事ネタが多数消化不良状態で放置されている。そこで重い腰を上げて21年10月の名古屋旅行について記す。
さて、名古屋市は小学生低学年の時に親に連れられて訪れた事実はある。しかしそこで何をしたのかは一切覚えていない。つまり当時の名古屋では記憶に残るような強烈な印象がなかったということか。今回は短期間ではあったが、ご当地グルメや水族館など色々楽しむことができた。ただ現在多忙により画像を中心としコメントは最低限にとどめる。

■京都駅を出発
新幹線に乗るのも久しぶりだ。前回利用したのは確か2017年1月の広島旅行時だから約5年振りである。京都駅は頻繁に利用しているが、新幹線構内は在来線とは違って何かオシャレな雰囲気が漂い、売店で販売している商品も洗練された感じだ。早速、酒とツマミを購入、車窓からの風景を楽しみながらホロ酔い気分で名古屋へ向かう・・・

■名古屋に到着
普段は高島市と京都市の往復なので、名古屋の駅ビルを出て街並を眺めると久々に都会に来たなぁと感じた。グーグルマップを見ながら今回の宿「コンフォートホテル名古屋名駅南」へ向かう。徒歩10分程か、途中ご当地グルメ店を見ると今晩の食事が楽しみになる。ホテル到着、チェックインを済まし部屋に入る。最上階の部屋からの眺めは田舎には無い刺激的な光景が広がっていた。ここ数年間は上海へ行っていないので、高層ビルを見るとゾクゾクし脳内が活性化される。

コンフォートホテル名古屋名駅南

■夕食
先ずはホテルの隣にある居酒屋【魚冠】に入る。飲む酒はやはり地酒がいいので、「中京美人」という面白い名前の酒を注文した。料理は適当に頼んだが、ご当地グルメの手羽先唐揚も注文、おいしくいただいた。次は二軒目だ。これまたホテル近くの【風来坊】に入る。ここでも当然に手羽先唐揚を注文、前の店とは違った味でおいしくいただいた。世の中おいしいものは多いが、やはり名古屋の手羽先唐揚も心に残る一品だ。

居酒屋【魚冠】
お通し
【風来坊】

■名古屋城
二日目は天候に恵まれ、部屋から見えるビル群は青空に映えている。先ずは城へ向かう。立派な石垣に感動しつつ、天守へ向かう。なお多忙につき文章を書く余裕があまりない。適当に見て理解していただきたい。また暇ができたら追記したいと思う・・・ⅿ(_ _)ⅿ

S狂人:「清正石」の前で
古い写真を見ると「清正石」の向かって左手に櫓があったことが分かる
S狂人:天守閣の前で

■名古屋港水族館
この水族館はかなり大規模で内容は充実し大いに楽しむことができる。今回はシャチ公開トレーニング、マイワシのトルネード、ペンギンのフィーディングタイム、ウミガメのフィーディングタイム等の各種イベントに参加した。また日本の海、赤道の海、南極の海等の大小様々な水槽があり、多種多様な魚を間近に観察できて大満足である。

マイワシのトルネード
シャチ公開トレーニング

■名古屋港ポートビル・南極観測船ふじ
水族館エリアから橋を渡るとすぐにポートビルエリアだ。下の写真では、中央のオレンジ色の船が「南極観測船ふじ」、右手の白い建物が「ポートビル」である。ポートビル7階の展望室から南に名古屋港、北には名古屋市街を見ることができる。ふじ内部では操舵室、食堂、調理室、医務室、理髪室、隊員寝室等を興味深く見学した。また広場ではふじで使われた巨大なプロペラが展示されている。その前で記念撮影をしたことは言うまでもない・・・

名古屋港
ポートビル展望室からの風景。遠くに名古屋駅近くの高層ビルが見える
ふじの航行ブリッジ(操舵室) ガラス越しにシートレインランドの大観覧車が見える
S狂人:ふじの巨大プロペラ前で

今回はここまで、(下)へつづく・・・