■大須観音
名古屋に来る前、何人かにオススメ観光スポットを聞いたところ、「大須観音とその周辺の商店街」がいいとのことで、水族館の帰りに立ち寄った。ところが新型コロナウイルスの影響か、街は人出も少なくかなり寂しい状況であった。仕方ないので商店街をただ通り抜けホテルまでトボトボと歩いて戻った。
■二日目の夕食
今晩もご当地グルメを求めて適当な店を探し歩いたが、結局新幹線駅前の定番居酒屋へ行きついた。一軒目は【鶴八】という店。店内は満席状態でかなり混雑しており、隣席の6名サラリーマン風集団はノーマスクでしゃべくり倒しているのでコロナ感染の心配もあった。まぁそれでも取りあえずご当地の手羽唐や味噌カツを注文、名古屋の味を楽しんだ。二軒目は鶴八近くの【花かるた】というお店。ここでは手羽唐の他、「名古屋赤味噌ラガー」という珍しいビールを飲んだ。この店は二階にあり、窓からは新幹線駅の東端部分が見える。それを見ながら赤味噌ビールを飲み、さて明日は何をしようかと考えるのも楽しい。そんなこんなで名古屋の夜も更けていくのである・・・
■熱田神宮
名古屋三日目、高島に帰る日だ。ただその前にご当地パワースポット「熱田神宮」に参拝することにした。ホテルを出て地下鉄で向かう。境内に入るとすぐに鶏がお出迎え、近くで撮影しようとすると警戒されたのか突然「コケコッコ~!!」と一鳴きされビックリした。その後本殿の方へ向かうが、各所に大楠(おおくす)がその巨体を現す。話によれば大楠には霊的パワーが宿っていて、それらを撮影し普段画像を眺めているだけでもご利益があり運気が良くなるということだ。そこで自身もパチパチと大量に撮影し、現在ではPCとスマホのホーム画面に使っている。その他の見どころも多いが、詳細に説明する余裕がないので画像を見て理解していただきたい。
■さいごの昼食
名古屋に来る機会は今後無いかも知れない。生命は有限で、もともと心身脆弱な私は限りある旅行先を厳選する必要があるのだ。さて昼食場所は【山本屋総本家 名鉄店】。まだ暑さを感じていたので看板メニューの「味噌煮込うどん」にはせず「天おろしきしめん(冷)」を注文、同時に清酒「ねのひ」も飲み気分は爽快である~!
清酒「ねのひ」については、製造者「盛田株式会社」のHPより引用する。
風光明媚な愛知県知多半島にて、350年を越える歴史を持つ日本酒の蔵元「盛田」が大切に育ててきたブランドです。ねのひの酒の特長は「芳醇旨口(ほうじゅんうまくち)」。濃厚で旨味の強い味わいは、濃い目の味付けの料理とも相性が良く、食中酒としてその真価を発揮します。
■帰路につく
帰りも新幹線を利用し京都へ向かう。車内で酒を飲みながら手羽を食べようと考え、駅構内のお弁当屋【美濃味匠】で手羽唐を買った。ただ「のぞみ」の乗車時間が約30分と短く、結局食べることなく家に持ち帰った。在来線とは言わないが、せめて「こだま」か「ひかり」を利用して少しでものんびり帰ればよかったと後悔した。文明が進み移動時間が短縮したのは便利だが、その分だけ旅の余韻・旅情が損なわれたとも言える。まぁともかく今回の二泊三日の名古屋市、楽しく充実した時間が過ごせて大満足である。さいごに旅で触合ったすべての皆さまに感謝いたします。