【近江紀行】彦根滞在記(9)Food & Sake(下)

★★うな丼 by うなぎや源内★★
2,310円(税込)。店は彦根城近くの観光客向けエリア「キャッスルロード」にある。先ずは肝焼き(税込990円)を注文、肝の香ばしさと旨味濃厚タレが相まり、酒の肴には最高だ。うな丼は「こだわり」の説明にある通り、国産うなぎを炭火で焼き上げている。ただ食べるとパリパリ感が若干強かった。店こだわりの焼き方なのだろうが、自分の好みとしてはもう少しフワフワ感がほしかった。例えば当ブログの記事「【軽生会企画】三泊四日の青森《恐怖体験つき》(上)」で紹介した「小川原湖産の天然うなぎ重」が自分好みである。それはさておき、当店は粉山椒や黒胡椒にもこだわっているようだ。

★★鮎料理 by あゆの店きむら★★
この店は上記「うなぎや源内」も合わせ木村水産株式会社(彦根市)が経営している。まぁ味が第一なので組織のことはどうでもいい。さて個人的なお薦めは「あゆ炊込ご飯・天ぷら膳(税込2,200円)」。メインの鮎料理の他、小あゆの天ぷら、小あゆ煮、えび豆、しじみ汁など琵琶湖産の食材が楽しめる。酒飲みとしては少量でも小皿料理がいくつかあると嬉しいのだ…。「あゆ雑炊」は少し生臭さを感じたので次回は注文を遠慮したい。

滋賀に20年以上住んでいるが、鮒寿しは未経験だった。今回メニューに「お試し鮒寿し(税込660円)」があったので好奇心で注文してみた。結果として、正直個性が非常に激烈であることを痛感した。本当の意味の「お試し」であれば、量は5分の1以下で充分だと感じた。「鮒寿し」とは、バクバク頬張って食べるものではなく、酒の肴にチビチビつまみながら奥深い味をゆっくり楽しむものだろう。今回は残すと申し訳ないと思い必死で食べたが、奮闘虚しく少量残してしまった。次回は注文を遠慮する。ほんの少量ならばまた食べてもいいとは思うが・・・😢

★★日本酒 by さざなみ酒店★★
彦根駅西口から徒歩約5分、酒好きは必ず訪れるべき酒屋さんである。県内外の珍しい地酒を3種650円で飲み比べできるのだ。自身は県内酒メニューから選んだが、それぞれ色や香、味が異なり、個性の違いを楽しむことができた。また飲酒中は酒瓶を目の前に置いてくれるので、ラベルや裏面の説明をゆっくり読んだり撮影したりできる。満足度120%、リピート確定である。

ごちそうさまでした・・・😊

【近江紀行】彦根滞在記(8)Food & Sake(上)

城や博物館もいいが、人間は食べなければ死んでしまう。そこでそろそろ彦根で体験した酒と料理を紹介したい。彦根のご当地グルメをネット検索すると「ひこね丼」や「近江チャンポン」等がヒットしたので、それらを参考に店を選んだ。ただ「近江牛」の店には行かなかった。それは自宅の庭で食べる近江牛の焼肉が一番だと感じているからだ。「信州狂人式こだわり焼肉」については当ブログで後日発表するつもりである。

★★ひこね丼 by 八千代★★
930円(税込)。これを食したのは実は去年の1月、用事で彦根に行った時のことである。店は彦根駅西口から徒歩0.5分。その時はまさか一年後に彦根に長期滞在することになるとは想像していなかった。当時おいしいかったという記憶があるが、今回は食べなかった。私にすれば、まぁ数年に一度食べれば充分という印象である。

【参考】駅前のアルプラザ彦根内の「四季亭」も「ひこね丼」を提供している。
つまり「ひこね丼」は八千代専売ではないということだ。私は他の店で食べていないので何とも言えないが、各店舗のひこね丼の食べ比べも面白いかもしれない。


★★チャンポン by をかべ★★
700円(税込)。今回訪れた時はかなり空腹だったので「ミニチャーハン付きセット(980円)」と「餃子(400円)」を注文した。野菜たっぷりのチャンポンはスープがおいしく飲干し確定である。ただチャーハンは油分が多過ぎと感じた。まぁ中国ではよくあることで慣れてはいるが・・・


★★チャンポン by ちゃんぽん亭★★
680円(税抜)。スープは「黄金ダシ」と称し、確かにおいしく飲干し確定である。下の画像にもあるが、「通な食べ方」として酢を加えることを勧めている。自分の場合、酢を多量に入れ過ぎて「黄金スープ」の味の一切が消え去り、失敗したと後悔した・・・


★★二八盛りそば by つる亀庵★★
830円(税込)。下の画像にもあるが、当店のそばは「伊吹そば」と称し、かなりこだわりがあるようだ。食すると確かに蕎麦の風味と心地よい歯ごたえ・のど越しが感じられ、素直に美味しいと感じた。今回は他に「天ぷら盛合せ」と木之本の地酒「七本槍」を注文。不満は一切なく、彦根訪問時はリピート確定である。

さいごは蕎麦湯で、ごちそうさまでした・・・😊