第四回 かもがわ美食倶楽部「十銭」2019.08

 今回訪れたのは伏見区深草西浦町にある「十銭」。タイトルにある通り宴が行われたのは3年前の2019年、現状については知らない。ただネットで調べると営業は続けているようである。西浦町にはかつて働いていた日本語学校があり、自身も3年ほど町内のアパートに住んでいたので、当然この店の存在も知っていた。「焼きそば」と書かれた大きな黄色い看板がかなり目立っていた。
 さて第四回目をこの店にした理由は、かもがわ美食倶楽部(以下「KBC」)の会員の一人が大学生時代この店で長期間アルバイトをしていた経験があり、彼の強い推薦があったからだ。なおKBCは現在、会長の私一人だけで活動を続けている状況だ。KBCは元々アルバイト先の人たちと結成したのだが、私は2020年3月末日に離職、その後会員たちとの音信も立ち消え、正に有名無実と化したのだ。まぁまた新会員が現れる可能性もある。これからも京都の美食をポチポチのんびりと発信し続けていきたいと考えている。

店の前に広がる「深草西浦南公園」

 深草西浦南公園は名神高速道路の北側に沿った緑地帯だ。西浦町に住んでいた頃はよく訪れ、イオンでの買い物帰りにビールや缶酎ハイをのんびり飲んだものだ。町民に癒しを与える大切な公園である。

信州狂人(左)と十銭の店長さん
  • 会 場:十銭(じゅっせん)
  • 住 所:京都市伏見区深草西浦町7丁目73−3
  • 電 話:075-646-2488

第三回 かもがわ美食倶楽部「梅小路公園」2019.04

今回の会場は梅小路公園、つまり野外である。日時はゴールデンウイーク10連休の二日目、4月28日の午後である。春のこの時期、屋外の開放的な場所で風に吹かれながら気持ちよく食事するのも悪くはないだろう。参加者は島田、土田さん、高橋さん、そして特別ゲストの富樫さんの4名。なお富樫さんは当日入会し、会員数は4名となった。

午後2時頃に私と高橋さん2名は公園に到着。他の2名は遅れて来るという。GW二日目ではあるが広場は想像していた以上に多くの人たちでにぎわっていた。皆さんそれぞれシートを敷き、或いはテントを張って午後のひとときを楽しんでいる。私たちも会席地点を決めて新聞を敷き、各々持参した酒を早速飲み始める。目の前には緑の芝生がひろがり気分よく酒が飲める。

やがて富樫さん土田さんが到着。料理は土田さんが知合いのお店「CUMIN HOUSE (京都市伏見区深草西浦町)」に頼んで当日料理をテイクアウトしてきてくれた。メニューはホットドック、チヂミ、ポテトサラダ、牛すじ大根煮込み、スパイシーカレー。カレーはホットドックにかけて食べるという。どれも家庭的な味でおいしくいただいた。

青空の下、四人は酒を飲みつつ談話を楽しみ、時に水族館の建物に小さく見えるイルカのジャンプをほろ酔い気分で眺めたりしていた。そして気がつけば3時間が過ぎ、宴もたけなわだがそろそろお開きだ。公園に隣接しているJR梅小路京都西駅で解散、各々帰宅の途につく。天候にも恵まれ、まあまあ成功だったと言える三回目の美食会、年に一二度は野外宴を設けるのもいいものだなと実感した。