【断捨離特集】中国偉人記念コイン 2023.10.14


五十代も半ば、そろそろ生前整理を始めることにした。少しずつ進めれば負担も少なく、慌てず落ち着いてできる。現在は中国に滞在中なので、この地で処分しやすい品目を選び、事前に連絡してある現地の買い取りショップで処分する。中国には以前から仕事や旅行で頻繁に訪れ、その時々に買った物が多く残っている。もちろん愛着や思い出もあるが、いつまでも放置しておくわけにはいかない。いつかは手放さなければいけないのだ。寂しい気はするが、勇気をもって生前整理を始めよう。

今回の整理対象品は「新中国七大偉人誕生記念コイン」。額面は全て「1元」。朱徳の誕生110周年を除き、他はすべて100周年記念。この品は2007年か8年に出張先の天津のホテル内にある土産物店で購入した。購入価格は忘れたが、それほど高くなく気軽に買ったという記憶がある。人物その他については以下の通り。
  毛沢東・誕生100周年記念コイン、1993年発行
  周恩来・誕生100周年記念コイン、1998年発行
  朱 德・誕生110周年記念コイン、1996年発行
  劉少奇・誕生100周年記念コイン、1998年発行
  宋慶齢・誕生100周年記念コイン、1993年発行 
  鄧小平・誕生100周年記念コイン、2004年発行
  陳 雲・誕生100周年記念コイン、2005年発行

さて私が所有していたコインの短所は、7枚の何れも表面に傷が目立つこと、手入れ不足から特に裏面にサビが多く生じている点だ。当然、買い取り価格にも悪影響した。ただ事前にネットの古銭販売サイトで同一品の価格を調べておいたので、今回実際に提示された買い取り取価格には満足している。取引が終わり、少しだけ身軽になりスッキリした気分になった。

裏面:サビが目立ちますね・・・。残念~😢

下の画像2枚:今回参考にしたコイン販売サイト


さてさて私の断捨離活動は始まったばかり。思い入れのある品々が自分の前から消え去っていく、そんな寂しい気持ちを乗り越えて、前に向かって進んでいこう・・・。

ハルビン氷祭り@兆麟公園(2023.01)

近くの兆麟公園で氷祭りが行われているので散歩がてら見に行った。氷祭りなど実は元々それほど興味はなかったが実際に行って見てみると予想以上に楽しめた。ガイドブックによると哈爾浜では毎年3か所で氷祭りが行われるという。他の会場は有料で規模もかなり大きいらしいが、寒い中わざわざ遠征するのも面倒だ。まぁ自分は近場の兆麟公園で満足しよう。
兆麟公園の氷祭りは正式には「哈爾賓氷灯芸術遊園会」、1963年に始まり60周年の今年は第49回目となる。できれば昼と夜の両方見に行くとよい。氷の灯籠は昼と夜とでは表情が大きく異なり変化が楽しめる。
ところで「兆麟公園」は百度百科によると1906年開園、当初は「董事会公園」、その後「特別市公園」、解放後は「道里公園」と名称が変化し、1946年に李兆麟将軍が園内に埋葬されると「兆麟公園」に改名されたという。


祭り準備
去年の年末に散歩していると公園で氷祭りの準備が行われていたので見学してきた。巨大な氷のブロックをチェーンソーでガリガリ切断する大きな音が園内全体に響いていた。現在は便利な電動工具があるので氷の彫刻もかなり楽になったであろう。


氷祭り・昼編
夜の電飾された氷像もきれいだが、昼間の太陽の光でピカピカ輝く姿もなかなかいいものだ。 


氷祭り・夜編
夜、赤や青などの色で電飾された氷像群は暗闇の中でひときわ輝き大変きらびやかである。氷点下の園内を歩いている体は寒さを感じるが気分は大いに高揚してくる。


2023年、今年は世界のすべての人々が平和で健康で幸せに暮らせることを祈る。