【軽生会】2024年・新年会@大阪(2024.01.25)


一時帰国した機会を利用して軽生会の2024年新年会を開催した。現在会員数は自分も含め4名。白石さんは多忙により欠席、北村さんは音信不通、残りの齋藤さんと私2名だけとなった。翌日私は香港旅行に出発するので、場所は関空に行きやすい天王寺駅周辺にしてもらい、その晩は駅近くのホテルに宿泊した。
午後1時にJR天王寺の中央改札口前で集合。結局その日は三軒の飲み屋とカラオケ店で大いに飲み、泥酔に近い状態での解散となった。


一軒目:しもたや  ここは前年7月に一人で訪れた時の印象が良く、駅に隣接する地下商業施設「あべちか」にあるので一番目の店に選んだ《参照:天王寺ほろ酔い巡り(2023.08.16)》。さてお店の人に二名の写真を撮ってもらったのだが、後で冷静になって見ると年月を経て二人とも全体的に老け、また少し太ってしまった。2005年に撮影した写真と比べると変化は明らかだ。まぁ約20年も過ぎれば老化は仕方ないことだが、少し寂しい気もする。ただ変な性格はあまり変わっていないようだ・・・。

2005年、京大吉田寮の部屋で

二軒目:串かつ・だるま  次は新世界へ移動し、だるまで串カツを食べた。ここは人気店でしばらく列に並んでから入った。自身は2019年に訪れて印象が良かったので今回もここに決めた《参照:通天閣ほろ酔い巡り(2019.04)》。自分は当時と同じ「お任せ串セット」と日本酒を注文。店の雰囲気は自分の好みで、味も以前と変わらずおいしくて安心した。ただ街では「づぼらや」の巨大フグの張りぼてががなくなり物足りない気がした・・・。


三軒目:四文屋  だるまからほど近いジャンジャン横丁にあるこのお店、来るのは初めだ。靴を脱ぎゆったりできるのが良い。前の二店で結構食べたので、ここではキムチともつ煮込みだけ注文、瓶ビールを二人で分けて飲んだ。メニューを見ると色々おいしそうだ。次は一軒目に来てもいいかもしれない。


四文屋を出て最後は天王寺駅近くのカラオケ店へ入った。あまりよく覚えていないが、二、三時間は歌ったのだろうか。かなり酔っ払い写真を撮るのも忘れていた。まぁまぁ何れにせよ2024年の新年会、豪快に飲んで大いに楽しむことができた。
それでは皆さん、今年もよろしくお願いします・・・。

【軽生会企画】三泊四日の青森《恐怖体験つき》(下)2018.08

旅二日目、宿泊先は「大間温泉海峡保養センター」。その道中、風間浦村の「桑畑温泉ゆんゆん」に寄る。露天風呂につかりながら暮れつつある海の景色をのんびり眺めていた。津軽海峡の向こうには北海道がうっすら見える。ところが突如ここで想定外の「恐怖体験」が始まったのである。

ブーンと音がして、どこからともなく一匹のアブが飛来した。その動きはかなり機敏かつ不気味だ。まぁそれを無視して湯を楽しんでいると、次の瞬間なんとアブは体に密着し皮膚をチクッと咬んだのだ。痛い~!!!激痛が走る。これはたまらない、何とかしなければ… これより全裸のオッサン2名による露天風呂での滑稽なドタバタ劇が、数分間にわたって展開されるのである。ここでアブについて「ウィキペディア」から引用する。

  ウシアブ、およびイヨシロオビアブなどのメスは、血を吸う害虫として忌み嫌われている。刺された瞬間、チクッというような痛みがあり、アブに刺されたことがすぐにわかる。個人差があるが、一般的に強いかゆみがある。アレルギーがある場合、化膿し水ぶくれができることがある。

私にとってアブによる被害は人生初の体験で、一瞬動揺したが、その後冷静になり湯をジャブジャブかけて撃退した。しかしアブはすぐにまた飛来する。見ると湯船の横には蝿たたきと殺虫スプレーが準備されている。つまり「アブの襲来」には皆いつも困っているということだ。そして齋藤さんがスプレー缶を使って果敢に応戦していたのはいいが、湯船の中に向けて殺虫液を連射していたので私は注意した。これではアブのみか入浴中の人間までも劇薬まみれになってしまう。さて、一匹駆除しても別の新たな一匹が飛来し、まったくキリが無い。結局入浴中に3、4回ほどは咬まれてしまった。入浴後、この惨状を温泉のスタッフに伝えたところ、毎年この時期はアブが大量発生するということだ。そして大型のアブに咬まれた場合は危険で、病院に行く人もいるらしい。その後、屋外で海を眺めていても、また車に乗ろうとしても、アブの群れがしつこく襲撃してくるのである。この地域は風光明媚で湯も最高だが、危険なアブはもうコリゴリである。

夕食は大間漁港の「浜寿司」に行った。寿司は「おまかせ握り」(約4000円)を注文した。酒は地元の「関乃井」本醸造生貯蔵酒だ。うまい酒とうまい寿司、心も幸せになる。有限会社「関酒造店」(むつ市)についてはそのHPから引用する。

  本州のてっぺん 下北半島唯一の醸造場で醸される銘酒 明治24年創業 創業以来地元の人々に愛される、本当の地酒造りを目指してまいりました。それゆえに弊社製品は、下北半島以外にはほとんど出荷されていない、陸奥の隠れた逸品です。 

翌朝、保養センターの食事も大変おいしかった。 地元名産のイカ刺しも付き、朝から大満足であった。

◆大間崎  本州最北端の岬に立ち、すがすがしい風に吹かれながら、青く澄んだ海の景色をしばし眺めていた。当地は人気観光スポットであるらしく、観光客が絶え間なくやって来る。それを目当てに周辺には食堂やお土産屋が何軒か見られたが、我々は風間浦村まで移動し、「ばんやめし」という食堂で昼食をとった。そこではお刺身定食(1000円)を注文、とても新鮮で大満足であった。

さいごに  弘前へ戻る車窓からは夕暮れの岩木山が見えた。そのシルエットは何とも美しく、また大きな存在感があった。そして楽しい青森の旅もやがて終了する。一緒に旅した二人とも、お別れである。いつかまた会う日まで、ごきげんよう。