1ヵ月間の中国周遊(9)南靖土楼 ❶


旅8日目。この日は泉州から福建省漳州市南靖県に移動、二泊する。目的は土楼観光。南靖県には多数の土楼が存在するが、今回は「田螺坑土楼群」「裕昌楼」「雲水謡」を訪れる。宿泊先は田螺坑土楼群内にあり、一泊目は方形の「歩雲楼」内、二泊目は土楼外部の建物内。

南靖土楼へ移動  旅程は以下の通り。
 泉州駅(9:14発列車D9581) ➔ 南靖駅(所要時間約1.5h)、
 南靖駅(路線バス乗り継ぎ) ➔ 南靖景区游客服務センター(12時半着)、
 センター(専用の観光シャトルバス) ➔ 各観光地点+田螺坑の宿泊先。
 ※センターで目的地別の入場料金を払う。


午後1時、ようやくシャトルバスが出発、土楼観光が始まる。まずは「田螺坑観景台(展望台)」に向かう。その途中、車窓からいくつか土楼が見えると気分が大いに盛り上がる。いずれも有名な土楼ではないようだが皆どっしりとして存在感がある。


田螺坑観景台(上)  田螺坑土楼群の展望台は上下二か所ある。まず上から眺める。たしかに見応えのある土楼群の景色、感動する。当然他の多くの観光客も写真撮影をしていた。五つの土楼が見えるが、私の宿泊する部屋は四角い土楼の中にある。それにしても最初に移り住んだ人たちは何故このような山中に定住することを決めたのであろう。


田螺坑観景台(下)からの眺め。ちょっとした山の城郭という印象だ。


裕昌楼  田螺坑土楼の遠景上下を楽しんだ後は再びバスに乗り「裕昌楼」へ向かう。バスの中から前面にひときわ巨大な土楼が見えた時は「これぞミスター土楼だ!」と直感した。バスを降りて見上げると確かに大きい。それもそのはず、一般的な土楼は4層だが、裕昌楼は5層あるのだ。また下の説明文画像にある通り現存する福建省最古の土楼で、創建は1308年(元代)。つまり700年の歴史がある。う~ん、今回この土楼を見ただけでも南靖に来た価値がある。先祖様、守護霊様、その他すべての皆様、ありがとう~!

 
参考:南靖料理  裕昌楼の前にいくつか食堂があり、気になったのでメニュー画像を撮影した。ただ自身は南靖滞在中、外食はしない。山中の閉ざされたエリアでは全て観光客価格で高い。またメニューを見てもそれほど食べたい物がない。この二日間は泉州で買っておいた即席麺+魚肉ソーセージで過ごす。


宿泊先に移動  裕昌楼の見学後、バスに乗り田螺坑土楼群入口で下車。少し歩き、民宿の女将に会い、部屋を案内される。この日は四角い土楼「歩雲楼」の二階にある部屋を利用。歩雲楼は創建1796年(清・嘉慶元年)。部屋に水道、トイレ、シャワー、そしてエアコン、テレビも無い。昔の生活に近い。それでも土楼で泊まるのは滅多にない良い経験だ。京大吉田寮の共同炊事場、共同トイレを思い出す・・・。 


闇夜に輝く田螺坑土楼  日が沈み辺りは闇に包まれる。ただ土楼はライトアップされる。そして女将の好意で車で夜の田螺坑土楼群の見学に連れて行ってもらう。ちなみに女将は私が現在住んでいる哈爾濱出身、ちょっとした奇遇。南靖人の旦那様とは厦門の職場で出会ったとのこと。さて日中に来た同じ上下の展望台から土楼群を眺める。う~ん、暗闇に浮かぶキラキラ輝く土楼群、とても幻想的で確かに一見の価値がある。福州、泉州と移動してきたが、南靖土楼地区はやはり他とは違う魅力がある。この文章を読んでいる方々には是非一度は訪れてもらいたいものだ・・・。


土楼内の部屋に戻り、昼間に近くの店で購入した自家製米酒を飲む。ただ度数が低いのだろう、なかなか酔いが回らない。まぁこれが地元のやさしい酒、土楼体験の一つとして楽しもう・・・。
それにしてもこの日、展望台からの景色には感動した。目に焼き付いている。
翌日は別地区の土楼を観光する予定。 夜は何もすることは無い。米酒をひとしきり飲んだら就寝しよう・・・。

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