





旅26日目。ホータン3日目。この日はホータン県の西隣・墨玉県(カラカシュ県)の墨玉老城を観光する。ホテル前の団結広場から老城までは直線距離で約23km、車で約50分の位置にある。自身はホータン市街地から路線バスで往復する。
墨玉老城は古来より様々な民族の人々が住み続けてきた地域であるが、近年はテーマパーク的な「墨玉老城景区」として開発され、2025年5月に完成・一般開放された。確かに自分が歩いた範囲内では多くの道路や建物が新しく、古建築や遺跡が好きな者としては残念である。景区については百度百科より引用する。
墨玉老城景区位于新疆墨玉县其乃巴格街道阔纳协海尔社区(亦称老城社区),距离昆冈机场34公里、墨玉火车站5.3公里、315国道1公里。2020年7月获评国家3A级旅游景区,后入选国家4A级旅游景区。景区保留维吾尔族传统民居建筑群,中心街区集中展示艾德莱斯绸、小花帽、木雕等手工艺品。布拉克夜市提供“三蛋一星”、西瓜烤肉、红柳烤肉等地方美食,配套民族歌舞表演。街巷设有维吾尔家访点,可体验药茶、拌面饮食及麦西来普舞蹈、穆塞莱斯葡萄酒文化。
2024年10月,北京援疆投资3500万元启动改造项目,涵盖梧桐路、临街建筑及观光塔风貌提升,于2025年4月底竣工。2025年5月1日,改造后的景区正式开城迎客。改造后新增67间特色商铺及智慧导览系统,核心区汇聚了艾德莱斯丝绸、桑皮纸、奎牙小刀等本土非遗业态。“五一”假期首日游客量突破4万人次,假期累计接待游客16.55万人次,旅游消费达8030万元。景区内定期举办非遗技艺展演、文艺会演等活动。
ところで、この記事は日本で書いている。中国での仕事を辞め2026年7月15日に完全帰国したのだ。今回は中国で約4年間滞在したが、月日が経つのは早いものだ。帰国後は住民登録、携帯電話購入、中古軽自動車購入、自宅庭の清掃・剪定など多くの作業で結構忙しい。しかも異常に暑い時期なので体調管理にも注意が必要だ。また近々、故郷の長野市に帰省する予定もあり、その後はバイト先を探す計画。まぁ年寄りなので無理せず一つ一つのんびりやろう。当ブログについても同様。当記事のホータン旅行3日目は2025年8月14日、つまり一年前の旅行記事なのである。慌てる必要もないので、ゆっくり楽しみながら編集を続けたいと思う。
墨玉県博物館 老城エリア到着後、最初に博物館を訪れ墨玉県に関する知識をサラッと学ぶ。建物は新築のようにピカピカきれい。ネットで調べると私が訪問したのは建物の完成直後で、スタッフがまだ準備作業をしていた。なお墨玉県の概要は百度百科より引用する。その文中に現在の墨玉県には「漢族、ウイグル族、回族、カザフ族等の21民族が住んでいる」とあるが、博物館でも古来より多くの民族が暮らしてきたことを紹介している。世界地図を見ると想像できるが、カシュガルやホータンは他民族が流入しやすい地域なのであろう。
墨玉县,新疆维吾尔自治区和田地区辖县,位于新疆维吾尔自治区西南部,东以喀拉喀什河为界与和田县、洛浦县相望,西与皮山县接壤,南抵喀喇昆仑山北麓,北与阿瓦提县相邻,属暖温带干燥荒漠气候,总面积25788.86平方千米。截至2025年2月,墨玉县辖5个镇、11个乡、3个街道,常住人口57.16万人,居住着汉族、维吾尔族、回族、哈萨克族等21个民族。
墨玉县于1919年置县,因喀拉喀什河而得名,维吾尔语意为“黑色的玉石”。拥有民俗文化、维药文化等优秀中华传统文化,截至2024年2月拥有45项非物质文化遗产,涵盖民间文学、传统音乐等八大类,其中包含2项国家级、3项自治区级名录。普恰克其乡被誉为“桑皮纸之乡”,保有新疆最后的手工桑皮纸制作技艺。境内有G3012线墨玉至和田、喀什至叶城至墨玉高速公路,2023年末公路总里程达6718千米,其中高速公路30千米。2018年7月入选第一批“非遗+扶贫”重点支持地区,2020年退出贫困县序列。
2023年墨玉县实现地区生产总值(GDP)103.57亿元,比上年增长4.8%。2024年地区生产总值比上年增长4.0%,三次产业结构调整为32.2:12.4:55.4,全年人均生产总值增长3.1%。主要产业涵盖核桃、红枣、葡萄等优质林果种植及畜牧养殖加工,其中核桃以成熟期早、含油量高著称。





博物館の西側にある建物は「墨玉県鋳牢中華民族共同体意識展覧館」。長い名称だ…。大きく立派な建物で、おそらくこれも最近完成したのであろう。その後、老城の中心部に向かって歩いて行くと正面に高くそびえる塔が現れる。その外観からはエキゾチックな雰囲気を感じる。後で調べると老城景区の「観光塔」とのこと。私は近くまで行かなかったが、老城各所からもよく見え、当地のランドマーク的な存在なのであろう。


鳩肉ラグマンの昼食 博物館から西へ徒歩7分ほどの場所に「香薄荷拉麵館」がある。店内の壁にはオススメの「雛鴿哈瑪古拌麺」(鳩の雛肉とカブのラグマン)の写真パネルが貼られている。今まで鳩肉を食べたことがないので好奇心から一皿注文。他に好物の羊肉串焼きも2本。鳩肉は特にクセもなく適応できる味だ。ただニワトリに比べると小さい鳥なので、肉よりも骨の存在感が強く、肉量に物足りなさを感じる。そこで登場するのが羊肉串焼き。ジューシー肉を存分に味わう…。









老城めぐり① 麺館→人民広場
昼食後は本格的に老城内を歩き回る。このルートでの見所は「民居旧址」とモスク(王祖木札巴路・咯拉咯什路の交差点南側)。民居旧址では木と土で作った古壁が見学できる。ただ家屋内部は公開されていなかった。モスクは巨大で見応えがある。ただ不思議なことに百度地図やグーグルマップには表示されていないので正確な名称や来歴は不明。見学したかったが入口は閉ざされ、出入りする人の姿も見られないので諦めた。モスクから人民広場へ移動する途中、店頭に大小多量のナンを積み上げているナン専門店がある。日本ではなかなか見られない珍しい光景、しばらく眺める。お客さんが絶えない人気店なのだろうか…。





民居旧址





王祖木札巴路・咯拉咯什路の交差点南側のモスク


店頭に多量のナンを積み上げているナン専門店



老城めぐり② 人民広場→ホータン行きバス停
人民公園到着後は木陰のベンチに座り少し休憩。暑い…。途中の売店で買ったスポーツドリンクを飲んで水分補給する。この地域も暑いが、今住んでいる高島市も異常に蒸し暑く、庭作業をしている時以外はクーラーの効いた部屋で長時間過ごしている状況だ。
さて、このルートでの見所は古民家エリアである。それはバス停「批発市場」(其乃巴格南路、墨玉県烏敦家具商場付近)から路地を東進し古力巴格格路に至るまでの間にある。道路は舗装されておらず道幅も狭い。日光や砂を防ぐ効果のある白楊樹も大きく成長し、中には家屋を圧迫しているような箇所もある。長い年月が過ぎたのだろう。また民居旧址で見たような木と土の壁も確認できる。注意点として、ここは観光地ではなく現在も住民が暮らしている地域なので迷惑をかけないように見学しなければならない。
古民家エリア見学後、東進を続け古力巴格格路を横断。路地を更に東進すると徒歩10分ほどで道路「西莎線」にあるホータン行きバス停「墨玉火車站路口」に到着。始発なので停車中のバスに乗るだけで便利だ。


其乃巴格南路


古民家エリア





古力巴格格路



ホータン行きバス停「墨玉火車站路口」

古壁発見!?
午後5時頃、ホータンの団結広場に戻る。公園内を歩いていると、古い城壁のような大きな土盛りを見つけた。これは一体何か!? 近くの清掃事務所の職員に質問すると、時代は不明だが確かに古い城壁とのこと。その後、ホテルのスタッフにも質問すると、古いものではなく現代の構造物だという。現地には説明パネルは無く、ネット地図にも表示が無いので、結局どのような建造物かは不明。ホテルの上層階から眺めると、少し西に離れた場所にも土盛りが確認できる。う~ん、気になる…。







玉泉拉麵館で夕食 午後9時前、お馴染みの麺館で夕食をとる。空はまだ明るい。さて、困ったことに麺の画像を見ても何を注文したのか思い出せない。おそらく「家常拉麺」と思うが…。味は良い。食後は羊肉串焼き3本をテイクアウトしてホテルに戻る。



晩酌タイム 部屋に戻りシャワーを浴びてスッキリすると晩酌スタート。ウルムチ産の焼酎と羊肉串焼きでホータンの夜を楽しむ。やがて日は暮れ、窓からは団結広場の向こう側のビルがキラキラ虹色に輝いているのが見える。




さてさて、翌日は深夜の列車でチャルクリク(若羌)へ向かう。発車時刻まで時間があるので再度ホータン博物館へ行く予定だ。暑い日が続いているので体調管理も大切。烈性酒をひとしきり飲んだら早めに就寝しよう…。
