1ヵ月間の中国周遊(32)庫爾勒 ❶


旅30日目。チャルクリク(若羌)から列車でコルラ(庫爾勒)へ移動、2泊する。いよいよこの旅の最終訪問地、翌々日には飛行機で哈爾濱へ戻る。コルラ駅到着後は市バスでホテルに向かいチェックイン。少々休憩してからホテル周辺を散策する。

チャルクリク駅➔コルラ駅  列車は朝5時発、ホテルから駅までは前日に予約しておいたタクシーで移動。辺りはまだ暗く、電飾された駅名が闇の中で輝いている。検札時間までは待合室で待機、即席麺の康師傅「麻辣牛肉麺」で腹を満たす。やがて列車に搭乗、自身は硬臥(二等寝台車)を予約しておいたので夜が明けるまでしばらく眠る。


夜が明けた。寝台から降り、通路の折り畳みイスに座って外の景色を眺める。列車はコルラ駅までタクラマカン砂漠の東端を北上する。しばらくは荒涼とした乾燥地帯の風景が続く。ピンク色の花が目を引く紅柳が何度も現れる。帰国後3カ月が過ぎ、この記事も高島市の自宅で書いているが、「紅柳烤羊肉串」(羊肉の紅柳串焼き)が少し恋しく感じる。午前11時過ぎ、無事にコルラ駅に到着。市バスに乗り予約しておいたホテルへ向かう。


金豊大酒店に到着  バスは孔雀河を渡り人民東路に入る。ホテル近くのバス停「巴州人民医院北院区」で下車。建物壁面にホテル名が大きく表示されているので分かりやすい。チェックイン後、部屋に入り少し休憩。建物や室内は古びているが、設備は揃い清潔感もあるので問題は無い。南向きの部屋から見える市街地の眺望も良い。共有部分の窓からはビルの奥に山並みも見える。さあ、翌々日に哈爾濱に戻るまではコルラの街で楽しもう。 


N多寿司  ところでこの記事の編集中、ホテル正面の画像に「N多寿司」という文字が映り込んでいることに気が付いた。その可愛らしいキャラクターが気になりネットで調べてみた。企業の概要については以下に百度百科より引用する。それによるとN多寿司は創業2008年、無錫市に本社があるという。中国滞在中、私はこの寿司チェーン店の存在に気付かなかった。食べたことがないので店の評価はできない。


次に、N多寿司の公式HPからキャラクターと商品の画像を転載する。それによると5つの寿司キャラには序列があり、第一位(男)はサーモン、第二位(男)は卵焼き、第三位(男)はホッキガイ、第四位(女)甘エビ、第五位(女)はタコ。それらの姿は見ていると楽しくなる…。そして巻き寿司の写真を見ると、日本には無いような具材や作りで面白い。将来中国へ行った際に一度テイクアウトしてみてもいいかなと思う。


最後のラグマン  午後1時頃に外出、巴州博物館へ向って歩く。途中、「古楼蘭」という飲食店があったのでそこで昼食をとる。「家常拌麺」を注文、おいしくいただいた。実はこれが中国で最後のラグマンとなった。以後中国には約11か月間滞在していたが、ラグマンは一度も食べることなく帰国し現在に至る。ただ新疆旅行中は毎日のように食べていたので、今は「もう充分です。ごちそうさまでした」という心境だ…。


散策再開  昼食後は博物館へ向って再び歩き始める。その辺りは車道・歩道ともに幅が広くゆったりしていて青い空もよく見える。また街路樹もきれいに整備され、近代的で美しい街並みである。その後、市バスに乗って博物館近くで下車。そして博物館前まで来てみると、不運にもその日は閉館、ハァ~、悲しくなる😢…。警備員さんに聞くと翌日は開館するとのこと。まぁ仕方ないので再度市バスに乗りホテル方面に向かい、孔雀河の近くで下車する。街中の孔雀河は護岸もきれいに整備されている。夕方涼しくなると多くの市民が集い、にぎやかになるのであろう。その後、河近くのスーパーで飲食物を購入し、歩いてホテルまで戻る。


散策後のほろ酔い休憩  ホテルの部屋に戻ると、スーパーで購入したビール「大沙漠ビール」と焼酎「白楊特曲」を飲みながらゆったり休憩する。どちらの酒も新疆産で、自身初めて飲むブランド。味に関する正確な記憶は消滅したが、不味いという印象はなかった。夕方に晩酌の肴を買いに出るまで、窓から外の景色を見ながら酒を楽しむ。ホテル北側にはビルの奥に緑の無い褐色の山並みが見える。翌日は「鉄門関」を見学する予定だが、おそらくその辺りの山々がが見えているのであろう。


晩酌タイム  ホテルからほど近い「梨郷路」には多くの飲食店が軒を連ねている。この日はその中の一店舗「好巴郎」で烤饢(ナン)、饢炕肉(羊肉のナン窯焼き)、籤子烤羊排(羊あばら肉の串焼き)の三種をテイクアウト、ホテルの部屋に戻って晩酌する。一人旅なので、部屋でゆっくり落ち着いて酒を飲みながら地元料理を楽しむ…。


さてさて、翌日の午前は鉄門関、午後は巴州博物館を見学する予定。ケガをしないように十分注意しながら、長かった一か月旅の最後を楽しもう…。